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ポルシェが2クラスで表彰台を獲得FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦、シルバーストーン/英国

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は、英国のシルバーストーンで開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)の波乱に満ちた第3戦において、510PSのポルシェ911 RSR 92号車のステアリングを握るケヴィン・エストル(フランス)/ミカエル・クリステンセン(デンマーク)組が3位を獲得しました。91号車のリヒャルト・リーツ(オーストリア)/ジャンマリア・ブルーニ(イタリア)組は、2位でチェッカーを受けましたが車高違反により失格となっています。

60,240人の観客が見守るシルバーストーンでは、5つのメーカーによる10台の車がGTE-Proクラスの優勝を競いました。さらに4台のポルシェ911 RSRがGTE-Amクラスに参戦し、デンプシー・プロトン・レーシングから出場したポルシェ ヤングプロフェッショナルのマット・キャンベル(オーストラリア)/クリスティアン・リード(ドイツ)/ポルシェ ジュニアのジュリアン・アンルエア(フランス)組が優勝を飾りました。ポルシェはGTE-Proクラスのマニュファクチャラーズ選手権と、GTE-ProとGTE-Amのドライバーズ選手権で首位となっています。

気温23℃、時折雲に覆われた空の下で、英国の観客たちは、トップが激しく入れ替わる迫力満点のレースを楽しみ、その中でエストル/クリステンセン組は渾身のレースを繰り広げました。ポルシェ911 RSR 92号車を駆るエストルは見事なスタートを切った後、総勢34台の中から先頭集団のクラッシュを最大限に利用して、GTE-Proクラスのトップに立ちます。クリステンセンは、2回目のスティントで発生したタイヤトラブルで6番手まで後退したものの、的確なピットストップ戦略で首位に返り咲いてリードを保ちます。終盤にはトップの座を譲り渡すことになりましたが、この2名のル・マン覇者は、ドライバーズ選手権の首位を維持しています。

GTE-Amクラスも、魅力的なレースでファンを喜ばせました。2番手からスタートしたポルシェ ヤングプロフェッショナルのマット・キャンベル(オーストラリア)/クリスティアン・リード(ドイツ)/ポルシェ ジュニアのジュリアン・アンルエア(フランス)組によるデンプシー・プロトン・レーシングチームは、168周を走りきりトップでゴールラインを切りました。ポールポジションからスタートしたポルシェ ワークスドライバーのイェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・リンジー(米国)/エギディオ・ペルフェッティ(ノルウェー)組によるチーム・プロジェクト1は、レースの3分の2以上をリードしました。その後、ピットストップのエラーによるストップ・アンド・ゴー・ペナルティーで5番手まで後退しますが、3番手まで巻き返してWECで初の表彰台を飾りました。カスタマー・チームであるガルフ・レーシングのマイケル・ウェインライト(イギリス)/ベン・バーカー(イギリス)/アレックス・デイヴィスン(オーストラリア)組は6位、デンプシー・プロトン・レーシングのもう1台のポルシェ911 RSRを駆るジャンルカ・ローダ/ジョルジオ・ローダ(イタリア)/ポルシェ ヤングプロフェッショナルのマッテオ・カイローリ(イタリア)組は8位でした。


レース後のコメント

パスカル・ツアリンデン(GTファクトリーモータースポーツのディレクター):
「残念なことに、レース後、車高に違反が見つかったことを知らされました。そのため91号車は失格となり、92号車が3位に繰り上がりました。我々はマニュファクチャラーズとドライバーズの首位を維持しています。ここで次のレースに焦点を合わせなければなりません。」

ケヴィン・エストル(ポルシェ911 RSR #92):
「順調なスタートを切り、スタート直後に先頭に立った後リードを保ちました。残念ながら、ミカエルのスティントでタイヤトラブルが発生し、予定より早く彼を呼び戻して戦略を変える必要がありました。そのためピットでフェラーリにオーバーテイクされました。結局、タイヤが十分ではなく、再度のアタックはかないませんでした。しかし結果には満足しています。」

ミカエル・クリステンセン(ポルシェ911 RSR #92):
「体力を消耗し、本当に長く感じました。ケヴィンは、素晴らしいスタートを切りました。残念ながらタイヤのトラブルで後退し、状況が良くなったときには挽回は無理でした。」

マット・キャンベル(ポルシェ911 RSR #77):
「また優勝できて本当に感激しています。前半が終わって、これ以上は無理だと思っていました。しかし、56号車と90号車がイエローコーション最中のピットインでタイムペナルティーを受けたので、再びチャンスがめぐりました。簡単なレースではありませんでしたが、車は速く戦略も適切でした。」

ジュリアン・アンルエア(ポルシェ911 RSR #77):
「最初のスティントはあまり良くありませんでした。先頭を追うときにタイヤのストレスが大きかったのでエンジニアに相談すると、2回目のスティントはずっと良くなりました。ライバルがペナルティーを受けたのでツキもありました。しかし、我々も重要な局面で的確に行動しました。最終的にチーム全体として素晴しいパフォーマンスを発揮できたのことを誇りに思います。」

イェルク・ベルクマイスター(ポルシェ911 RSR #56):
「波乱に富んだレースでした。長時間首位に立った後、セーフティーカーが出動してピットインしました。残念ながら75秒のストップ・アンド・ゴー・ペナルティーを受けて5番手に後退しました。幸い最終ラップで3番手まで巻き返すことができたので、悪くない結果といえます。」

FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦は、10月14日に富士(日本)で開催されます。


レース結果

GTE-Proクラス
1. ピエール・グイディ/カラド(イタリア/イギリス)、フェラーリ488 GTE EVO、172周
2. プリオール/ティンクネル(イギリス/イギリス/ブラジル)、フォードGT、172周
3. クリステンセン/エストル(デンマーク/フランス)、ポルシェ911 RSR、172周
4. リン/マルタン(イギリス/ベルギー)、アストンマーチンVantage GTE、171周
5. トムツェック/キャッツバーグ(ドイツ/ニュージーランド)、BMW M8 GTE、171周
6. ミュッケ/プラ(ドイツ/フランス)、フォードGT、170周
7. リゴン/バード(イタリア/イギリス)、フェラーリ488 GTE EVO、157周
8. ソーレンセン/ティーム(デンマーク/デンマーク)、アストンマーチンVantage GTE、155周

GTE-Amクラス
1. リード/アンルエア/キャンベル(ドイツ/フランス/オーストラリア)、ポルシェ911 RSR、168周
2. ヨロック/アダム/イーストウッド(トルコ/イギリス/イギリス)、アストンマーチンVantage GTE、168周
3. ベルクマイスター/リンジー/ペルフェッティ(ドイツ/米国/ノルウェー)、ポルシェ911 RSR、168周
4. ダラ・ラナ/ラミー/ラウダ(カナダ/ポルトガル/オーストリア)、アストンマーチンVantage GTE、168周
5. モック/澤/グリフィン(マレーシア/日本/アイルランド)、フェラーリ488 GTE、167周
6. ウェインライト/バーカー/デイヴィスン(イギリス/イギリス/オーストラリア)、ポルシェ911 RSR、167周
7. 石川/ベレッタ/チーバー(日本/モナコ/イタリア)、フェラーリ488 GTE、167周
8. ローダ/ローダ/カイローリ(イタリア/イタリア/イタリア)、ポルシェ911 RSR、167周
9. フロール/カステラッチ/フィジケラ(チェコ/イタリア/イタリア)、フェラーリ488 GTE、158周


<本件に関する読者からのお問い合わせ先>
ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911
ポルシェ ホームページ http://www.porsche.com/japan/

2018/8/21