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ポルシェがベルリンで「ポルシェ デジタル研究所」を開設ポルシェによるデジタルイノベーション

ドイツ . ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)は、デジタルトランスフォーメーションに向けてさらなる進化を目指し、ベルリンに「ポルシェ デジタル研究所」を開設しました。この研究所は、情報テクノロジーの革新的なソリューションの確認と試験のために運営され、テクノロジー企業、新規事業、および科学コミュニティーとコラボレーションを図るための基盤となります。ポルシェは、自動車産業の主要な経営・ITコンサルタントで、ルートヴィヒスブルクを拠点とする子会社のMHPと提携しています。

「ポルシェは、自動車産業が大きく変動する状況の中で、新しい取り組みを立ち上げます。デジタルトランスフォーメーションは、内部プロセス、顧客との対話、製品とサービスなど、企業のあらゆる分野におよびます。車両はますますネットワーク化されて、モビリティーのコンセプトは変貌し、自動車産業に革命を引き起こして新たなライバルが参入してきました。このような状況の下で、ポルシェは、エクスクルーシブでダイナミックなモビリティーの分野において最も革新的なブランドとなることを目標としています」とポルシェ AGのファイナンスおよびIT担当取締役であるルッツ・メシュケは話します。

「ポルシェ デジタル研究所」は、ベルリンのフリードリヒスハイン地区にオフィスを構えます。ポルシェとMHPから採用された各チームは、ビッグデータと機械学習、マイクロサービスとクラウドテクノロジー、インダストリー4.0とIoTの分野において、ポルシェがどのようにしてイノベーションを実現し、実用的なソリューションに転換できるかを研究します。これらのチームの業務は、トレンド探索と新商品のコンセプトの考案から、ITプロトタイプとコンポーネントの製造に至るまで多岐にわたります。これらの作業は、創造的なアプローチとともに革新的なテクノロジー企業との密接な関係を必要とします。ベルリンは活発な新規事業の中心地で、本研究所にとっては理想的な場所です。「『ポルシェ デジタル研究所』は、新しいテクノロジーを実験する環境と、スピードと柔軟性を備えたITイノベーションを達成する機会を与えてくれます」とポルシェ インフォメーションシステム副社長のDr.スヴェン・ローレンツは話します。

ポルシェ デジタル研究所の開設は、6月に発表したルートヴィヒスブルクのポルシェ デジタルGmbHの設立に続くものです。企業内でのデジタルテクノロジーの試験と開発に焦点を合わせるデジタル研究所とは対照的に、ポルシェ デジタルGmbHは、お客様のための製品とサービスを中心に展開します。ネットワーク化されたモビリティー、直感的制御の考え方、そして未来の車両アーキテクチャーは、数多くの新サービスとビジネスモデルが開発されているデジタルエコシステムにおける主要な要素です。ポルシェ デジタル研究所とポルシェ デジタルGmbHは、未来のプロジェクトにおいて手を携えていきます。

<本件に関する読者からのお問い合わせ先>
ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911
ポルシェ ホームページ (http://www.porsche.co.jp)

<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
ポルシェ ジャパン株式会社
広報室/塚原 久 木内洋治
〒105-6329 東京都港区虎ノ門1丁目23番1号 虎ノ門ヒルズ森タワー29階
TEL:03-5511-6912 FAX:03-5511-6918

2016/8/29