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ポルシェカレラカップジャパン 2023 第11戦(鈴鹿)プレビュー

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第11戦を、鈴鹿サーキット(三重県)で 2023年9⽉22⽇(金)、23日(土)、24⽇(日)に開催いたします。

2001年にスタートしたPCCJは、今年開催23年目のシーズンを迎えており、日本で開催されているワンメイクレースで最も長い歴史を誇っている。しかもレース数は、6月4日に鈴鹿サーキットで開催された第6戦が200戦目、今回の第11戦が205戦目となる。この第11戦は今シーズンの最終戦で、モータースポーツの最高峰であるF1の日本GPサポートレースとして鈴鹿サーキットで開催される。PCCJがF1サポートレースとして初開催されたのは2007年のエキシビジョンレースで、翌2008年からシリーズの一戦として正式にカレンダーへ組み込まれて毎年開催している。ただし、2019年は台風の影響でPCCJの開催は中止され、2020と2021年は新型コロナウイルス感染症の流行によりF1日本GP自体の開催が中止となったため、昨年4年振りにF1サポートレースとしてPCCJは開催された。

レースは、昨年から導入され2シーズン目となる「911 GT3カップ(タイプ992)」で競われており、クラスは「プロクラス(Pro)」(ホワイトゼッケン)、「プロアマクラス(ProAm)」(イエローゼッケン)、「アマクラス(Am)」(オレンジゼッケン)の3つに区分されている。そして、最終戦の舞台となる鈴鹿サーキットは全長5.807㎞の国際サーキットで、低速、中速、高速の各コーナーがバランスよく配置されている。コースレイアウトに立体交差する部分があり、右回りと左回りが入れ替わる8の字型が特徴で、ドライバーからの評価も高いサーキットだ。コースレコードは、プロクラスが2分02秒317、プロアマクラスが2分05秒001、アマクラスが2分05秒095となっており、各クラスとも今大会でのタイム更新が期待される。

プロクラスは、開幕戦で今年のポルシェジャパンジュニアドライバーである#91 佐藤巧望がデビューウインを飾るが、第2戦以降はベテランの#60 小河諒が9連勝を上げて4度目となるPCCJチャンピオンを獲得した。王者の可能性はなくなった#91 佐藤だが、最終戦は最も走行経験が多い鈴鹿サーキットが舞台のため、小川の10連勝阻止が目標となる。それだけに、いつも以上に気合いが入っているため、ベテラン対新人の熱き戦いが予想される。

プロアマクラスは、2022年のプロアマクラス王者の#98 IKARI、2015、2017年のジェントルマンクラス王者と2017年のシリーズ王者を獲得した#9 武井真司、2022年のアマクラス王者である#10 MOTOKIといった3人のチャンピオン経験者が参戦。これに、#63 長嶋重登、#77 浜崎大という実力者も顔を並べ、今シーズンもっともホットなクラスとなっている。今年のプロアマクラス王者は、前回の鈴鹿大会で#10 MOTOKIに決定したが、オーバーオール(総合)ランキングは3位の#10 MOTOKIが150点、4位の#9 武井が127点、5位の#98 IKARIが126点と、最終戦の結果次第で順位が入れ替わる可能性がある。
またアマクラスは、2019年以来のPCCJ参戦となった台湾の#88 Tiger Wuの王者獲得が決定している。しかし、前回の鈴鹿大会で今シーズン初優勝を飾った#2 林 雅弘、予選で幾度も一発の速さを見せている#7 IKEDA、ベテランの#51 春山次男、そして22号車からは2020年アマクラス王者の SKY Chenが2年振りの参戦と、誰が勝ってもおかしくないレースになるはずだ。

PCCJ 第11戦鈴鹿⼤会のスケジュールは、公式練習が9⽉22⽇(金)13時30分〜14時15分、予選が9⽉23⽇(土)10時20分〜10時50分、決勝レースは9月24⽇(日)10 時35分スタート(10周もしくは30分間)予定となっている。

2023/9/19