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ポルシェカレラカップジャパン 2023 第7-8戦(富士)プレビュー

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第7-8戦を、富士スピードウェイ(静岡県)で 2023年8⽉5⽇(土)、6⽇(日)に開催いたします。

導入2年目となる「911 GT3カップ(タイプ992)」で競われている今シーズンのPCCJは全11戦で、ここまでに第1-2戦の岡山大会、第3-4戦の富士大会、第5-6戦の鈴鹿大会を終え、今回の富士大会からシーズン後半戦へと突入する。しかも、第5-6戦は6月3〜4日に開催されたため、今回の第7-8戦は約2カ月振りのPCCJ公式戦となる。それだけに各クラスとも、この期間の練習量は勝負の行方を左右する1つの要素になるかもしれない。

第7-8戦は、5月のGWに第3-4戦が開催された富士スピードウェイが舞台。全長4.563㎞の国際サーキットは、約1.5㎞のメインストレートとタイトなコーナーが連続するテクニカルセクションを持ち合わせている。特に注目したいのが、メインストレート上の高速バトルから第1コーナーへのブレーキング勝負。タイプ992は従来の カップカーよりも、空力ダウンフォースが大幅に増加し、ブレーキ性能も向上しているため、激しいバトルが展開されている。また、コース後半のテクニカルセクションでは各ドライバーのマシンコントロールが試される。

第6戦終了時点でプロクラスは、昨年PCCJで3度目のチャンピオンを獲得した#60 小河諒が5勝を上げて145点、今年のポルシェジャパンジュニアドライバーである#91 佐藤巧望は1勝で112点を獲得。開幕戦でデビューウィンを飾った#91 佐藤だが、その後は厳しい戦いが続いているだけに今回のレースで巻き返しを図りたい。一方の#60 小河は、今回の富士でコースレコードを更新して速さをアピールするとともに、4度目のチャンピオンを目指して連勝で着実にポイントを積み重ねたい。ベテラン対新人の対決は、富士でどのような戦いを繰り広げるのか注目される。

プロアマクラスは、昨年のアマクラス王者である#10 MOTOKIが2勝を上げて118点でトップに立つ。ランキング2位は、 昨年のプロアマクラス王者の#98 IKARI、2015年ジェントルマンクラス王者に加え2017年には同クラス王者とシリーズ王者のダブルタイトルを獲得している#9 武井真司が、ともに2勝で107点となっている。トップ3が各2勝をマークしているが、他のドライバー含めクラス全体の実力も拮抗しているため、優勝のチャンスは全員にある。それだけに、予選での上位グリッド獲得が鍵になるだろう。
アマクラスでは2019年以来のPCCJ参戦となった台湾の#88 Tiger Wuが、開幕から4連勝を飾り145点でランキングトップに立つ。122点で2位につける#7 IKEDAは、4戦連続ポールポジションと予選で速さを見せているだけに、今回の富士で悲願の初優勝を狙う。

PCCJ 第7-8戦富士⼤会のスケジュールは、8⽉4⽇(金)に30分間の専有⾛⾏を2セッション、8⽉5⽇(土)の11時55〜12時25分に予選を実施。決勝レースは、第7戦が5⽇(土)の17時10分スタート(15周もしくは30分間)、第8戦が6⽇(日)の9 時20分スタート(15周もしくは30分間)を予定する。なお、第7-8戦の決勝レースはポルシェジャパン公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@PorscheJapanOfficial/streams)にてライブ配信を予定している。

2023/7/31