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卓越したパフォーマンスと野心を秘めた軽量モデル、ケイマンRポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂登志明)では、ロサンゼルスモーターショーのプレスデイにおいてワールドプレミアが行われるミッドシップクーペの新しいフラッグシップ、「ケイマンR」の予約注文の受付を日本全国のポルシェ正規販売店において、12月14日(火)より開始いたします。

ポルシェはこれまで“R”というアルファベットを特別なスポーツカーのために使ってきました。“R”は“レスポンス”と“リファイン(洗練)”の“R”でもありますが、何よりも“レーシー(Racy)”の“R”です。ケイマン Sより55 kg軽量化され、パワーで10 PS優るケイマン Rは、卓越した走りを実現するために生まれてきました。専用チューンが施されたスポーツシャシーがケイマン Sを凌ぐ精密なドライビングプレジャーを提供します。

ケイマン Rは、最高出力330 PS(243 kW)を発生する3.4リッター水平対向6気筒エンジンを搭載するミッドシップクーペで、6速マニュアルトランスミッション仕様車では0-100 km/h加速を5秒フラットで駆け抜けます。また7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を搭載した場合は4.9秒に短縮されます。さらにこの加速力をより感動の領域まで高めるためにスポーツクロノパッケージがオプションで用意されており、この場合0-100 km/h加速は4.7秒となります。
ケイマンRの最高速度とNEDCに基づく燃費は、マニュアルトランスミッション仕様車では282 km/hと9.7リッター/100 km、 PDK仕様車では280 km/hと9.3リッター/100 kmになります。

ケイマン Rの設計段階での主な目標は、パフォーマンス、ドライビングダイナミクスおよび俊敏性をさらに高めることにありました。DIN規格による車両重量はわずか1,295 kgで、ポルシェのエンジニア達はパワーウエイトレシオを標準のマニュアルトランスミッション仕様車で3.9 kg/PS、PDK仕様車では4.0 kg/PSまで落とすことに成功しています。これには軽量コンポーネントの採用と快適装備の廃止による大幅な軽量化が貢献しています。

純粋な走りを追求するケイマン Rの性格と意図は、ひと目で見て取ることができます。ケイマン Sよりも20 mm低い伸びのあるシルエットのボディは、独特な固定式リアスポイラー、上質なシルバーペイント仕上げのホイール、そしてスポーティさを強調したインテリアとエクステリアの多くの特徴と相まって個性的な外観を備えています。ブラックフレームのヘッドライトをはじめ、ブラックのドアミラーや“PORSCHE”ロゴのサイドデカール(ボディカラーに応じてコントラストの効いたブラックまたはシルバー)は、伝統的なポルシェのレーシングカーを彷彿とさせます。

この“PORSCHE”ロゴのサイドデカールは、モデル名に“R”の文字が入った最初のポルシェである1967年の911 Rの大きな特徴でした。この911 Rはトッププライベーターが(そしてもちろんポルシェ自身が)モータースポーツで使用するために19台のみ少量生産されました。この“R”モデルは、最高出力 210 PSのカレラ 6のエンジンを搭載した、市販仕様のクーペをベースとしたプロトタイプで、プラスチック製コンポーネントを多く採用し、非常に簡素な装備とすることで車両重量はわずか830 kgに抑えられていました。

なお、ポルシェではロサンゼルスモーターショー プレスデイにおけるケイマンRのワールドプレミアをライブ中継いたします。ライブ中継の概要は以下のとおりです。

・日時: 11月18日(木)午前3時55分より ※現地時間11月17日(水)午前10時55分より
・URL : http://www.porsche.com/cayman-r-live

ケイマンR 車両本体価格

車種 トランスミッション ハンドル 車両本体価格
(消費税込価格)
ケイマンR 6速マニュアル  左/右 ¥9,750,000
7速 PDK 左/右 ¥10,220,000

2010/11/17