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ポルシェ、ニュルブルクリンクを支援ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)は、レースやスポーツ走行用のサーキットおよびテストコースとして世界的に有名なニュルブルクリンク北コースを存続させるための支援を行うことを決定いたしました。
ニュルブルクリンクにてヨーロッパF1グランプリが開催されている中、ポルシェAG研究開発部門担当副社長のヴォルフガング・デュルハイマーは、250,000ユーロの小切手を贈呈しました。さらにポルシェはヴァイザッハで開発されたレースおよびテストコース用クラッシュバリアシステムをニュルブルクリンクに無償で提供します。
デュルハイマーは具体的な支援策のひとつとして、ニュルブルクリンクに対して、ヴァイザッハ研究開発センター内のポルシェのテストコースで使用されている、6フォームコアをもつ、積み重ねられたタイヤからなるクラッシュバリアシステムを提供することを発表しました。FIA公認のこのシステムは、ガードレールに比べて大きなエネルギーを吸収することができるだけでなく、衝突後に元の形状に復元するため、交換する必要がないという特徴を備えています。このクラッシュバリアシステムによりサーキットの安全性は大幅に向上し、特に狭いランオフエリアへの設置には、絶大な効果を発揮します
デュルハイマーは、このたびポルシェAGが行う支援について、「ポルシェにとっては言うまでもないことですが、われわれはニュルブルクリンク北コースの安全性を向上するために何か出来ることはないかと考えていました。このサーキットは世界的にみてもユニークなコースです。トップクラスのモータースポーツはもちろん、趣味としてレースを楽しむ多くのドライバーにとっても歴史的なサーキットであると同時に、われわれの市販車開発のための究極のテストコースでもあるからです」と説明しています。
2007/7/26