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ポルシェカレラカップジャパン 2022 第1-2戦(岡山)予選レポート

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2022シリーズ第1-2戦の予選を、岡⼭国際サーキット(岡⼭県)で 2022年4⽉16⽇(⼟)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:18度 路面:29度(セッション開始時)

今年で22年⽬のシーズンと、日本国内で現在行われているワンメイクレースの中で、もっとも長きに渡り継続開催されているPCCJ。今シーズンは、911 GT3カップカーが新型のタイプ992となり、この開幕戦が初レースとなる。タイプ992のGT3カップは、4ℓ水平対向エンジンを搭載し最高出力375kW(510PS)、6150rpmで470N・mの最大トルクを発揮する。外観も大きく変貌を遂げ、カップカーとしては初となる911ターボ仕様の軽量ワイドボディを採用し、スワンネックタイプの大型リアウイングを装備。空力ダウンフォースは大幅に増加し、ブレーキ性能も向上している。

予選前日の15日(金)に実施された専有走行は2回行われ、プロクラスの#1 近藤翼が1分30秒262をマークして総合トップに。プロアマクラスは#98 IKARIが1分31秒472でトップタイム、アマクラスは今年初参戦の#10 MOTOKI TAKAMIが1分31秒429とプロアマクラスを凌ぐタイムをマーク。このタイムは非公式ながらアマクラスのコースレコードを上回った。

16日(土)の予選は晴天に恵まれ、11時50分からPCCJの公式予選が30分間で行われた。14台のマシンが一斉にコースインし、路面状況を確認しながら周回を重ねた各車は4周目から本格的なタイムアタックを開始。ここで上位陣はいきなり従来のコースレコード1分30秒107を上回り、29秒台での争いに突入。そしてマシン調整とニュータイヤに履き替えた2回目のタイムアタックで、#1 近藤が最終的に1分29秒092を記録してポールポジションを獲得した。「新型カップカー初の予選でしたが、従来ブレーキングしていたコーナーでブレーキを踏む必要がなくなるなどダウンフォースが効いているのも実感できて、本当に運転が楽しいクルマです。この調子で初レースでも優勝を飾れればと思います」と、#1 近藤は語る。一方、0秒251差で2番手となった#60 小河諒は、「まだマシンのセットアップを決め切れていない部分もありますが、決勝では逆転優勝を目指します」とレースでの巻き返しを誓う。トップから0秒417差で3番手となった#7 山田遼は「タイヤの使い方が結果に出てしまったと思うので、決勝では前の2台とのバトルを楽しみたいと思います」と言う。また、ポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 澤龍之介は4番手となり、「まだまだカップカーを乗りこなせていませんが、決勝では先輩ドライバー達に着いていき、勝負を挑みたいと思います」と意気込みを語る。

プロアマクラスでポールポジションを獲得したのは1分30秒903のクラスコースレコードを記録した#9 武井真司で、「3年振りの参戦ですが、ポールポジションを獲れたので決勝でも優勝を狙っていきます」と、決意を語る。0秒263差で2番手となった#98 IKARIは、「午後の決勝では予選以上の結果を残せるように頑張ります」と決勝での逆転優勝を狙う。

また、アマクラスは前日の専有走行でも速さを見せた#10 MOTOKI TAKAMIが、プロアマクラスの3台を上回る総合5番手のクラスコースレコード1分30秒726を記録し、クラスポールポジションを獲得。「練習の成果を出せたと思います。レース経験が少ないので決勝では優勝できるように頑張ります」と力強く語る。

予選中のセカンドベストタイムでグリッドが決定する第2戦のグリッドは、第1戦と同じくプロクラスは#1 近藤、プロアマクラスは#9 武井、アマクラスは#10 MOTOKI TAKAMI#62がポールポジションを獲得している。

第1戦の決勝レースは16⽇(⼟)16時スタート、第2戦は17⽇(⽇)9時15分スタートを予定しており、両日とも15周もしくは30分間で競われる。なお、第1-2戦の決勝レースはポルシェジャパンのtwitterアカウント(@PorscheJP)で各日ともライブストリーミング配信されます。

2022/4/15