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ポルシェカレラカップジャパン 2021 第11戦(鈴鹿)予選レポート

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第11戦の予選を、鈴鹿サーキット(三重県)で 2021年10⽉30⽇(土)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:18度 路面:25度(セッション開始時)

今シーズンのPCCJ最終戦となる第11戦は、8⽉21〜22⽇の第5-6戦、9⽉11〜12⽇の第9-10戦に引き続き3カ月、3大会連続で鈴鹿サーキットを舞台に開催される。現在プロクラスは、PCCJで 3回王者を獲得している#24 近藤翼が188点でランキングトップ、PCCJで 2回王者を獲得している#60 小河諒が184点で4点差の2位に着ける。プロアマクラスは、昨年初代クラスチャンピオンに輝いた#25 内山清士が176点でランキングトップ、#98 IKARI と#77 浜崎大が共に166点の10点差で追いかける。アマクラスは、#84 Masa TAGAが172点でランキングトップ、ランキング2位は158点の#62 Kumaとなっている。

予選前日の29日(金曜)の専有走行では、各クラスでコースレコードを上回る好タイムが記録された。すでに2年連続のチームチャンピオンを決めているNK Racingは、プロクラスの#24 近藤が2分3秒481、プロアマクラスの#25 内山が2分6秒119でトップタイムをマーク。アマクラスは2分9秒104のタイムを記録した#62 Kumaがトップとなった。

30日(土曜)、11時5分にPCCJ最終戦の公式予選(30分間)が開始されると、今回エントリーしている13台のマシンが一斉にコースインを開始。各車とも3周目から本格的なタイムアタックに入り、まずは#31 上村優太がコースレコードとなる2分4秒406を記録。翌4周目には、#24 近藤が#31 上村のタイムを上回る2分3秒796をマークしてトップに立つ。#24 近藤は5周目のアタック中、ダンロップコーナーでコースアウトを喫してしまうがマシンにダメージはなく無事コースに復帰。結局、3周目に記録したタイムは最後まで破られずに#24近藤がポールポジションを獲得した。4度目の戴冠に一歩近づいた#24近藤は「明日は小河選手の前でゴールしたいですが、天気が心配です。できれば勝ってチャンピオンを決めたいと思います」と語る。2番手は最後のアタックで2分3秒859を記録した#31 上村で、「0秒063差で2番手になりましたが、決勝はチャンスを逃さずに攻めいきたいと思います」と自らに気合いを入れる。3番手の#60 小河は「チャンピオンを獲得するには近藤選手の前でゴールするしかないので頑張ります」、4番手のポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 大草りきは「トップ3に迫るタイムを記録でき、ここまで学んできたことを生かすことができました」と語る。

プロアマクラスのポールポジションを獲得したのは#98 IKARIで、ニューコースレコードの2分5秒937を記録。「コースレコードを記録してポールポジションを獲得できたので、明日は勝って今シーズンを締めくくりたいです」と語る。また、アマクラスのポールポジションを獲得したのはニューコースレコード2分7秒657をマークした#84 Masa TAGA。「目標のタイムを記録できて良かったです。明日は勝ってチャンピオンを決められたら嬉しいですね」と王者獲得へ向けての抱負を語ってくれた。

第11戦の決勝レースは31⽇(日)の10時5分のスタート予定で、10周もしくは30分間で競われる。明日の決勝レースの結果で3クラスともチャンピオンが決定するだけに、見逃すことができない最終戦となる。

2021/10/30