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ポルシェカレラカップジャパン 2021 第11戦プレビュー

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第11戦を、鈴鹿サーキット(三重県)で2021年10⽉30⽇(土)、31⽇(日)に開催いたします。

今年でシリーズ開催21年目を迎えたPCCJの最終戦は、モータースポーツの最高峰F1の日本GPサポートレースとして鈴鹿サーキットで10月8〜10日に開催を予定していた。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で日本GPが開催中止となったため、代替大会として10月30〜31日のスーパーフォーミュラ最終戦JAFグランプリで開催されることとなった。これにより、8月の第5-6戦、9月の第9-10戦に続き、3カ月、3大会連続で鈴鹿サーキット開催となる。

舞台となる鈴鹿サーキットは、全長5.807㎞で、低速、中速、高速の各コーナーがバランスよく配置されており、世界中のドライバーからの評価も高いサーキットだ。世界的にも珍しい立体交差を有することで右回りと左回りが入れ替わる8の字型のレイアウトが特徴となっている。

今年から「プロクラス(Pro)」「プロアマクラス(ProAm)」「アマクラス(Am)」の3クラス制を導入したPCCJ。各クラスとも第10戦までランキング争いは拮抗しており、各クラスのチャンピオンがこの最終戦で決定する。まずプロクラスは、昨年PCCJ史上最多となる3回目の王者に輝いた#24 近藤翼が188点でランキングトップに立つ。4点差の184点でランキング2位に着けるのは、2013年と2014年にPCCJ2連覇を成し遂げた#60 小河諒。#60 小河が逆転で王者を獲得するには優勝かつ、#24 近藤が3位以下に終わることが条件となる。PCCJのポイントシステムは優勝20点、2位18点、3位16点、4位14点……となっているため、#60 小河が優勝し#24 近藤が3位になった場合、ともに204点と同点で並ぶ。だが第10戦終了時における今シーズンの勝利数は#24 近藤、#60 小河ともに4勝のため、この最終戦で#60 小河が優勝し5勝となれば勝利数で上回り王者となる。当然ながら、現在トップの#24 近藤の方が王者獲得に近いが、その行方を左右するのはランキング3位の#31 上村優太とランキング4位でポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 大草りきだろう。二人は優勝を目指して、王者争いを繰り広げる#24 近藤と#60 小河に勝負を挑んでいくことになるため、どのような結果が待ち受けているのか注目される。

プロアマクラスは、昨年初代クラスチャンピオンに輝いた#25 内山清士が10戦中7勝をマークして176点でランキングトップに立つ。その#25 内山を10点差で追いかけるのが、共に166点で並んでいる#98 IKARI と#77 浜崎大。ポイント差的に#25 内山が有利な状況で、#98 IKARI か#77 浜崎大が優勝したとしても、#25 内山がノーポイントに終わらない限り逆転王者は厳しい。しかし、今回プロアマクラスは5台がエントリーしているため、ほんの小さなミスがシリーズランキングの行方を大きく左右する可能性がある。

そしてアマクラスでは、今シーズンPCCJ初参戦ながら安定した走りで4勝をマークしている#84 Masa TAGAが172点を獲得しランキングトップに立つ。そしてランキング2位は、ここまで3勝を挙げて158点の#62 Kumaが14点差となっている。どちらが王者に輝いたとしても初のクラスチャンピオン獲得となる。

シリーズの栄冠を懸けた最終決戦となるPCCJ 第11戦鈴鹿⼤会のスケジュールは、専有⾛⾏が10⽉29⽇(金)9時45分〜10時15分、12時〜12時30分と各30分間の2セッション。予選は10⽉30⽇(土)11時5分〜11時35分の30分間の1 回のみ。そして決勝レースは、31⽇(日)10時5分スタート(10周もしくは30分間)となっている。 0分間)となっている。

2021/10/22