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ポルシェカレラカップジャパン 2021 第9-10戦(鈴鹿)予選レポート

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第9-10戦の予選を、鈴鹿サーキット(三重県)で 2021年9⽉11⽇(土)に開催しました。

天候:曇り 路面:ドライ 気温:25度 路面:35度(セッション開始時)

8⽉21〜22⽇に鈴鹿サーキットで開催されたPCCJ第5-6戦から3週間後の9⽉11〜12⽇、再び鈴鹿サーキットを舞台に開催される第9-10戦でPCCJもいよいよシーズン終盤戦に突入。現在プロクラスのトップでは2013年と2014年にPCCJ2連覇を成し遂げた#60 小河諒と昨年PCCJ史上最多となる3回目の王者に輝いた#24 近藤翼が、獲得ポイント150点と同点で並ぶ。しかし、勝利数は#60 小河が4勝、#24 近藤が3勝のため、ランキングでは#60 小河がトップとなっている。プロアマクラスは、昨年初代クラスチャンピオンに輝いた#25 内山清士が8戦中5勝をマークして136点でトップ。アマクラスは、今シーズンPCCJ初参戦ながら2勝を上げている#84 Masa TAGAが132点でトップに立つ。

予選前日の10日(金曜)の専有走行で、速さを見せたのが#24 近藤と#25 内山のNK Racingの2台。#24 近藤がプロクラストップの2分5秒249、#25 内山がプロアマクラストップの2分6秒503をマークして、総合1、2位に並ぶ。アマクラスは2分9秒360をマークした#84 Masa TAGAがトップとなった。

11日(土曜)、朝に強い雨が降ったもののPCCJ公式予選が開始された13時には曇り空が広がり、完全なドライコンディションになっていた。30分間の公式予選は13時から開始され、10台のマシンは一斉にコースインを開始。路面コンディションを確認しながら、3周目から本格的なタイムアタックに入る。まずトップタイム2分4秒797を記録したのは#24 近藤で、2分5秒408の#60 小河が2番手に着ける。しかし翌4周目に、#31 上村優太が#24 近藤のタイムを0秒003上回る2分4秒794をマークしてトップに立つ。この#31 上村のタイムをターゲットに各車ともタイムアタックを続けるが、誰も上回ることができずに#31 上村のポールポジションが決定する。2番手は#24 近藤、3番手は#60 小河、4番手はポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 大草りきという結果に。#31 上村は「ポー今日は久しぶりにダブルポールを獲得できたので嬉しいです。決勝ではスタートで前に出て、後は押さえつけて勝つしかないと思います」と語る。一方、2番手の#24 近藤は「今日は思った以上に路面が滑りタイムが伸びませんでした。決勝はスタート勝負でトップを狙います」と気合いが入る。3番手の#60 小河は、「とにかく王者争いをしている近藤選手の前でゴールしたいと思います」と言う。

プロアマクラスの第9戦ポールポジションを獲得したのは#25 内山で、ニューコースレコードの2分6秒662を記録。「今日の走りは自分として納得できていないのですが、ポールポジションを獲れて良かったです。とにかくスタートではミスしないように頑張ります」と語る。また、アマクラスのポールポジションを獲得したのはニューコースレコード2分9秒440をマークした#62 Kuma。「プロクラス、プロアマクラスの選手と一緒に走ることで色々と学べ、今日の結果に結びついたと思います。決勝は前回の鈴鹿からの連勝記録を伸ばせるように頑張ります」と喜びを語る。

予選中のセカンドベストタイムで決定した第10戦の決勝グリッドは、プロクラスは第9戦から2戦連続の#31 上村、プロアマクラスは#98 IKARI、アマクラスは#62 Kumaがポールポジションを獲得した。

第9戦の決勝レースは11⽇(土)16時20分、第10戦は12⽇(日)の10時15分のスタート予定で、両日ともに10周もしくは30分間で競われる。

2021/9/10