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ポルシェカレラカップジャパン 2021 第5-6戦プレビュー

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第5-6戦を、鈴鹿サーキット(三重県)で 2021年8⽉21⽇(土)、22⽇(日)に開催いたします。

今シーズンのPCCJ第5-6戦は5月29〜30日に鈴鹿サーキットでの開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い延期され、スポーツランドSUGOでの第7-8戦が7月24〜25日に先に開催された。鈴鹿でのPCCJ開催は2019年5月以来となるため、今回2年振りの鈴鹿大会となる。今年から導入された「プロクラス(Pro)」「プロアマクラス(ProAm)」「アマクラス(Am)」の3クラス制による鈴鹿でのレースでどのような戦いが繰り広げられるか注目される。

鈴鹿サーキットは、F1日本GPの舞台としても知られており、世界中のドライバーからも評価の高いサーキットだ。全長は5.807㎞で、低速、中速、高速の各コーナーがバランスよく配置されており、世界的にも珍しい立体交差を有することで右回りと左回りが入れ替わる8の字型のレイアウトとなっている。最終コーナーの立ち上がりからグランドスタンド前のメインストレートでスリップストリームを利用し、進入していく1コーナーでの争いは見所の一つといえる。現在のコースレコードは、2019年5月の大会で同年に王者を獲得した笹原右京が記録した2分03秒812。今年は2年振りのコースレコード更新が期待される。

6戦終了時点でのプロクラスランキングトップは、PCCJ史上最多の3度王者に輝いている#24 近藤翼で3勝を上げて114点を獲得。ランキング2位は2013年と2014年にPCCJ2連覇を成し遂げた#60 小河諒で2勝を上げて110点、3位は開幕戦を制した#31 上村優太で98点、4位は第2戦で3位表彰台を獲得したポルシェジャパンジュニアドライバーの大草りきで72点。鈴鹿は#31 上村の地元であり、初チャンピオン獲得に燃えているだけに#24 近藤、#60 小河との対決は激化が予想される。また、#91 大草もレースとともに進化を遂げているので、鈴鹿で上位勢に一矢報いることを期待したい。

プロアマクラスは、昨年初代クラスチャンピオンに輝いた#25 内山清士が6戦中5勝をマークして118点でトップに立つ。ランキング2位は安定した走りを見せている#77 浜崎大で100点、3位は1勝を上げている#98 IKARIで90点となっている。前半戦を振り返ると、各サーキットにおける3人の実力は拮抗しているだけに、鈴鹿でも熱いバトルが展開されるはずだ。

そしてアマクラスは、今シーズンPCCJ初参戦ながら2勝を上げている#84 Masa TAGAが102点でランキングトップに立つ。同点ながら1勝のためランキング2位となっているのが、ベテランの#15 神取彦一郎。3位は安定した入賞でポイントを積み重ねている#23 滝澤智幸で86点、4位は今年PCCJ初フル参戦ながら第4戦で初優勝を飾った#62 Kumaで84点、昨年初代クラスチャンピオンに輝き今年2勝をマークしている#36 Sky Chenは欠場などが響き56点で5位となっている。鈴鹿で誰が抜き出ることができるのか注目したい。

PCCJ 第5-6戦鈴鹿⼤会のスケジュールは、専有⾛⾏が8⽉20⽇(金)8時〜8時30分、10時15分〜10時45分と各30分間の2セッション。予選は8⽉21⽇(土)11時40分〜12時10分の30分間の1 回のみ。そして決勝レースは、第5戦が21⽇(土)16時25分スタート(10周もしくは30分間)、第6戦が22⽇(日)11時30分スタート(10周もしくは30分間)となっている。

2021/8/17