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ポルシェカレラカップジャパン 2021 第3戦(富士)決勝レポート

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第3戦の決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で 2021年5⽉3⽇(月・祝日)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:19度 路面:24度(レーススタート時)

PCCJ第3戦の予選は、3⽇午前中に行われて各クラスとも富士スピードウェイのコースレコードを更新。プロクラスは昨年3度目のシリーズチャンピオンに輝き、第2戦(岡山)で優勝を飾っている#24 近藤翼がポールポジションを獲得。2番手は2013年、2014年にPCCJ 2連覇を果たした#60 小河諒、3番手は今年の開幕戦(岡山)を制した#31 上村優太、4番手はポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 大草りきという結果に。プロアマクラスのポールポジションは、昨年のクラスチャンピオンで今年は開幕戦から2連勝中の#25 内山清士がコースレコードをマーク。アマクラスは、開幕戦から3戦連続で#62 Kumaがコースレコードでポールポジションを獲得。

第3戦決勝は16時25分からのフォーメーションラップ後、再び全車がグリッドに整列して熱戦の火蓋は切られた。ポールポジションの#24 近藤は1コーナーを制するも、2コーナーの起ち上がりで#60 小河が逆転しトップに立つ。逃げ切るためにペースを上げる#60 小河と、トップを奪い返したい#24 近藤の一騎打ちとなる。#60 小河は「レース前半でリードを広げていきたいので攻め続けました。後半、少しタイム差は縮まってしましましたが、逃げ切って優勝できて良かったです」とレースを振り返る。一方の#24 近藤も「後半での逆転を狙っていたのですが、今日は小河選手のペースが速くて追いつけませんでした」と悔しがる。3位争いを展開したのが#31 上村と#91 大草で、7周目のホームストレートで#31 上村の背後にピタリと着いた#91 大草は勝負を仕掛けるも1コーナーで飛び出してしまう。「チャンスだと思い仕掛けたのですが、オーバーランを喫してしまいました。でも、今日のレースでは自分なりに収穫が多かったので、今後に活かしていきたいと思います」と、今後への意気込みを語る。

プロアマクラスは、スタートで2番手の#98 IKARIがクラストップに立ち、それを#25 内山が追いかける展開に。二人のバトルは最後まで続き、ラストラップの1コーナー勝負では#98 IKARIが#25 内山を抑えるも、最終コーナーで#25 内山が逆転。これで開幕から3連勝を決めた#25 内山は「今日はスタートでミスしてしまい順位を落としてしまいましたが、IKARI選手とのバトルも楽しめ、最後は勝てて良かったです」と喜びを語る。2位に終わった#98 IKARIは、「最後は攻めすぎてしまい内山選手に逆転されてしまいました」と悔しさを滲ませる。また、アマクラスはクラス4番手スタートの#36 Sky Chenが徐々にポジションアップをしていき、4周目にトップへ立つと逃げ切って優勝。「前戦に続いて優勝できて嬉しいです。今日はせめて勝つことができたので、明日のレースも頑張ります」と意気込む。

PCCJ第4戦の決勝レース(15周もしくは30分間)は5月4日(火・祝日)11時15分のスタートを予定している。各クラスのポールポジションは、プロクラスが#60 小河、プロアマクラスが#98 IKARI、アマクラスが#62 Kumaとなっている。#60 小河は得意な富士で今季初優勝を成し遂げ、勢いに乗っているだけに明日も連勝を飾れるか注目される。なお、第4戦の決勝レースもポルシェジャパンのtwitterアカウント(@PorscheJP)でライブストリーミング配信される。

2021/5/2