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ワールドアースデイ:気候保護について考え、行動をする日「#Project1Hour」力を合わせてCO2排出量をさらに削減

ポルシェAGは、持続可能性への熱意を明確に示しています。スポーツカーブランドとして、2021年4月22日のワールドアースデイを機会に、従業員の間で気候保護への意識をもう一度包括的に高めます。この行動日の中心となるのが、いわゆる「#Project1Hour(プロジェクトワンアワー)」です。ポルシェは、就業時間内の1時間をかけてこのテーマに集中する機会を全従業員に与えます。この特別なオンラインワークショップでは、気候危機の実態と帰結に関する情報やディスカッションに必要な考察材料の提供、気候クイズなどが行われます。ここでの目的は、CO2回避への各従業員の個人的貢献をさらに増やすことです。フォルクスワーゲングループは、ワールドアースデイを「フォルクスワーゲン クライメートデイ」と位置づけ、グループ全体を通じて「#Project1Hour」を展開します。

ポルシェジャパンは、この「#Project1Hour」の活動に賛同し、就業時間の1時間を使い、オンラインとリアルのハイブリット対応で社員とのワークショップを実施しました。ディスカッションタイムでは、気候保護のために個々として、チームとして対応できる策について意見を集約し、これについて今後グループ内のプロセスへ検討していきます。また、サステナビリティの取り組みのひとつとして、ポルシェオーナーが自ら取り組める二酸化炭素排出量のオフセットプログラム「Porsche Impact(ポルシェインパクト)」もこの4月より導入開始しました。これは、年間走行距離などの3つの項目からCO2排出量を可視化して、オーナー自ら賛同したプロジェクトをサポートすることでオフセットに貢献していくプログラムです。さらに日本国内で開催された「アースデイ東京2021」ではイベントへの協賛とポルシェのサステナブルスポーツカー「タイカン」を会場へ展示し、多くの注目を集めました。

ポルシェは、国連気候変動枠組条約の気候保護協定、すなわちパリ協定に全力で取り組んでいます。ここでは、脱炭素化が重要な役割を果たします。ポルシェは、自らの流儀で、他に負けない目標を設定しました。「ポルシェは、2030年までにバリューチェーン全体を通じて、新たに販売される車両のライフサイクル全体でカーボンニュートラルの実現を目指しています。その達成のために、脱炭素化プログラムを通じて具体的な決断をすでに下しています。各個人も、それぞれのやり方で取り組めばよいのです。フォルクスワーゲン クライメートデイは、気候保護に貢献するためのプログラムです。私達自身が行動を起こすことで気候変動に対抗できるように、意識の向上と必要な情報の伝達に役立つでしょう」と、ポルシェAG取締役会会長のオリバー・ブルーメは述べています。


ポルシェ方式:全体的アプローチとしてのE-モビリティ
ポルシェにおけるカーボンニュートラル化とは、炭素排出量の最大限の回避と削減を意味します。スポーツカーメーカーであるポルシェは、これら2つの実現に全力を尽くして初めて、厳選されたカーボンオフセット対策を用いてCO2を相殺し、カーボンニュートラルフットプリントを実現することができます。ツッフェンハウゼンが2020年から、続いてヴァイザッハとライプツィヒが2021年1月からというように、ポルシェの全ての主要拠点では、今年の初めからカーボンニュートラルになっています。加えて、今後10年間にわたる脱炭素化対策に10億ユーロ以上を投資することを目指しています。

ポルシェは、3月初めのタイカン クロスツーリスモのワールドプレミアによってマイルストーンに到達しました。この電動スポーツカーのオールラウンダーは、使用段階全体を通じてカーボンニュートラルとなる世界初の車です。この後にも、さらなるモデルシリーズが続く予定です。2030年には、販売される新車の80%以上が完全電動モデルまたはプラグインハイブリッドとなることが計画されています。目標は、電気モーターを備える新車の割合を2025年までに50%にすることです。

ポルシェは、気候保護と持続可能性に多面的に取り組んでいます。その好例のひとつがツッフェンハウゼン拠点の岩粉工場で、余った自動車塗料をセメントに変えるのに役立っています。社内の食事の提供においても、ポルシェは食料品の効率的な使用に気を配っており、そのために人工知能(AI)も活用しています。AIは、深層学習アルゴリズムを用いて、提供すべき料理の種類と量の提案を導き出します。AIは、過去の販売量やカレンダー、気象データといったさまざまな要素を考慮に入れます。


<お客様からのお問い合わせ先>
ポルシェコンタクト 0120-846-911 / HP http://www.porsche.com/japan/

2021/4/22