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ポルシェカレラカップジャパン2021 第1戦(岡山)決勝レポート

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第1戦の決勝を、岡⼭国際サーキット(岡⼭県)で 2021年4⽉10⽇(⼟)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:20度 路面:33度(レーススタート時)

21年目のシーズンを迎えた2021年のポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は、岡山国際サーキットで幕を開けた。午前中の予選では各クラスともコースレコードを記録する熱いタイムアタックが展開され、プロクラスは昨年3度目のシリーズチャンピオンを獲得した#24 近藤翼がポールポジションを獲得。2番手は昨年の岡山大会で2連勝を飾った#31 上村優太、3番手は2013年、2014年にPCCJ 2連覇を果たした#60 小河諒、4番手はポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 大草りきが続く。プロアマクラスのポールポジションは昨年のクラスチャンピオンである#25 内山清士、アマクラスは今シリーズがフル参戦初となる#62 Kumaがポールポジションを獲得。

16時、フォーメーションラップが開始され、再び全車がグリッドに整列して今シーズンの開幕レースのスタートが切られる。2番手スタートの#31 上村がポールポジションスタートの#24 近藤を抑え、1コーナーでトップに立つ。ポジションを奪い返したい#24 近藤は、バックストレートで#31 上村に並び掛けるも抜くことはできず、その背後には3番手の#60 小河が迫る。トップ3台はテールトゥノーズ状態で周回を重ねていき、#24 近藤も何度か#31 上村に仕掛けていくが抜くことはできない。「今日のレースはスタートで前に出られたのがすべてだと思います。その後、何度か近藤選手が仕掛けてきましたが、それも抑えきることができ、優勝できて良かったです。明日もこの調子で連勝を狙って行きたいと思います」と、開幕戦を制した#31 上村は振り返る。2位の#24 近藤は、「スタートでミスしたのが痛かったですね。上村選手を何とか攻略したかったのですが、抜くのが難しいコースですから……」と悔しさを滲ませる。3位は#60 小河、4位は#91 大草が入賞。PCCJ初レースを終えた#91 大草は「初レースで自分の課題も見えてきたので、明日のレースではその反省点を生かしていきたいと思います」と語る。

プロアマクラスは、ポールポジションスタートの#25 内山がクラストップを一度も譲ることなく優勝を飾る。「スタートをうまく決めることができたのですが、後半はタイヤが厳しくなってきてしまい辛かったのです。が、IKARI選手から何とか逃げ切れて良かったです」と喜びを語る。レース後半、#25 内山の背後まで迫るも2位に終わった#98 IKARIは、「前半はタイヤ温存で、後半に掛けていたのですが、最終ラップにハーフスピンを喫してしまいました」と残念がる。また、アマクラスはポールポジションスタートの#62 Kumaと#36 Sky Chenが1周目に姿を消す波乱の展開に。トップに立ったのは、今シーズンPCCJ初参戦で予選2番手からスタートした#84 Masa TAGAで、そのままトップを譲ることなくゴール。「スタートをうまく決めることができ、落ちついてレースを戦うことができたと思います。本当に優勝できて嬉しいです」と語る。

PCCJ第2戦の決勝レース(15周もしくは30分間)は4月11日(日)9時45分のスタートを予定している。スターティンググリッドの各クラスポールポジションは、プロクラスが#31 上村、プロアマクラスが#98 IKARI、アマクラスが#62 Kumaとなっている。なお、第2戦の決勝レースもポルシェジャパンのtwitterアカウント(@PorscheJP)でライブストリーミング配信されます。

2021/4/9