プレスリリースを読む

最新のプレスリリース


ポルシェカレラカップジャパン 2019 第11戦プレビュー

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2019シリーズ第11戦を、鈴鹿サーキット(三重県)にて2019年10月12日(土)、13日(日)に開催します。

PCCJ2019シリーズの最終戦となる第11戦は、世界最大規模のモータースポーツ、F1日本GPのサポートレースとして鈴鹿サーキットで開催される。F1サポートレースとしてPCCJが初開催されたのは2007年のエキシビジョンレースで、翌08年からはPCCJシリーズの一戦として正式に組み込まれ、今年で12年目を迎える。鈴鹿サーキットは、全長5.807㎞のコースに高速、中速、低速コーナーがバランス良く配置され、立体交差を挟んで右回りと左回りが入れ替わる世界的にも珍しい8の字形のレイアウトでF1ドライバーからの評価も高い。

今シーズンのPCCJは、4月の岡山国際サーキットで幕を開け(第1-2戦)、富士スピードウェイで3大会6戦、鈴鹿サーキットで1大会2戦の計10戦をすでに開催。第1戦をPCCJ参戦3年目となる#31 上村優太がポール・トゥ・ウインで制すると、第2戦は2番手スタートのPCCJジュニアプログラムドライバーである#19 笹原右京がPCCJ初優勝。ここから二人による激しい優勝争いが展開され、第3-4戦の富士大会は#31上村が、第5-6戦の鈴鹿大会は#19笹原が、ともにポール・トゥ・ウインで2連勝を飾る。そして富士大会の第7戦は#19笹原が制するも、第8戦は13年、14年にPCCJで2連覇を達成し5年振りの参戦となった#60 小河諒が優勝。第9-10戦の富士大会は、#19笹原がポール・トゥ・ウインで2連勝を決め、今年のシリーズチャンピオンに輝いた。

チャンピオンは決定したが、最終戦の鈴鹿はF1のサポートレースという特別な場であるため、いつも以上に多くの観客や関係者に自分の実力をアピールする絶好の場となる。それだけに、鈴鹿サーキットレーシングスクールのSRS-Formula卒業ドライバーである#19笹原、#31 上村、#78 大滝拓也の3人を筆頭に、元2年連続王者の#60 小河という若手ドライバーは闘志を燃やす。しかし昨年の最終戦は、若手ドライバーとの戦いを制して#7 星野敏がオーバーオール初優勝を成し遂げており、PCCJでの経験を積んだベテランドライバーたちの走りにも注目したい。

一方、年々レベルアップしているジェントルマンクラスは最終戦の結果でクラスチャンピオンが決定する。チャンピオン候補は、150点でランキングトップの#11 山口智英、140.5点でランキング2位の#25 内山清士、140点でランキング3位の#98 IKARIの3人。山口が二人よりも上位でフィニッシュすれば初の王座戴冠となるが、内山かIKARIのどちらかが優勝し山口が7位以下に終われば逆転王者の可能性も残されている。ただし、実力伯仲のジェントルマンクラスだけに、彼ら以外に勝利の女神が微笑むかもしれない。まさに、目を離すことができない熱きバトルがジェントルマンクラスでも展開されるはずだ。

今シーズンのPCCJ最終戦となる鈴鹿には、24人のドライバー(うち15人がジェントルマン)とカップカーが集結する。果たしてどのようなレースが展開されるのだろうか。

PCCJ第11戦 鈴鹿大会のスケジュール(予定)は、専有走行が10月11日(金)12時〜12時45分、予選は10月12日(土)10時45分〜11時15分で、決勝レースは10月13日(日)10時40分スタート(10周もしくは30分間)となっている

2019/10/7