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ポルシェジャパンジュニアドライバーに佐藤巧望と平安山良馬を選出ポルシェジャパンモータ―スポーツの2023シーズン

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェジャパンモータースポーツのスカラシッププログラムであるポルシェジャパンジュニアドライバーとして、佐藤巧望(23歳)と平安山良馬(19歳)を選出しました。

佐藤選手は初開催から23シーズン目を迎えるPCCJのプロクラスへ911 GT3 カップで、平安山選手はPCCJへのステップアップカテゴリーであるポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)へ718ケイマンGT4クラブスポーツでシリーズ参戦します。

小学4年生でレーシングカートデビューした佐藤選手は大学進学と同時に本格的にフォ-ミュラカーでのレースへとステップアップします。2022年にはFIA F4にスポット参戦し、初レースで3位表彰台を獲得し注目を浴びました。佐藤選手は「今まではフォーミュラの経験しかなく、GTカーでのレースは今回が初めてとなります。僕にとっては未知の挑戦ですが、限られた時間の中で多くのことを吸収し、チャンピオンを獲得出来るように頑張ります。ポルシェジャパンジュニアドライバーに選ばれたからには世界で活躍出来るドライバーになれるよう全力を尽くします。応援よろしくお願いします」と今シーズンにかける意気込みを語っています。

平安山選手は2014年から地元である沖縄のカートシリーズでキャリアをスタートさせ、2020年と2021年は全日本カート選手権で戦いました。昨シーズンはFIA F4にエントリーし最高位は6位でした。PCCJに参戦する佐藤選手とGTカーでのレースは初となる平安山選手は「まず初めに、ポルシェジャパンのジュニアドライバーとして今年レースに参戦するために協力していただいた関係者の方々に感謝いたします。今は早く718ケイマンでレースがしたいとワクワクしています。PSCJに参戦するからにはもちろん優勝を目指して頑張りたいですし、今後に繋げられるようたくさんのことを吸収するシーズンにしたいなと思っています」と決意を語りました。


ポルシェジャパンジュニアドライバー プロフィール

佐藤 巧望(さとう たくみ)

■車両:Porsche Japan Junior Programme(ゼッケン91番)

■生年月日:2000年2月13日(23歳)

■出身地 :山口県

■レース戦歴:

2022年 FIA F4(スポット参戦、最高位3位)

2021年 鈴鹿クラブマン スーパーFJ(シリーズ2位)

     スーパーFJ日本一決定戦(予選1位、決勝5位)

     SRS(鈴鹿レーシングスクール)フォーミュラ

2020年 鈴鹿クラブマン スーパーFJ(スポット参戦、シリーズ3位)

2019年 オートポリス スーパーFJクラス(スポット参戦)

■SNS:

Instagram: https://www.instagram.com/ryomahenzan/

Twitter: @_ryomahenzan1_


23シーズン目を迎えるPCCJ は911 GT3 カップで争われる「世界最速のワンメイクシリーズ」として知られ、現在日本国内で行われているワンメイクレース中、もっとも長きに渡り継続開催されています。2023シリーズは富士スピードウェイで3月に行われる合同テストを皮切りにSUPER GT 及び F1日本GPといったビッグイベントのサポートレースとして6大会11戦を開催予定です。

PCCJは昨シーズンより導入されたタイプ992の911 GT3カップで争われます。ワイドなターボ仕様のボディを備えたワンメイクレース専用マシンはドライサンプ潤滑方式を備えた高回転ユニットの水冷式4リッター水平対向6気筒エンジンから先代を25PS上回る375kW(510PS)の最高出力を発生します。リアサスペンションは、市販モデルから基本的に変更されていませんが、フロントは、WEC、ル・マンで多くのタイトルを獲得したポルシェ911 RSRと同様に、ダブルウィッシュボーンとユニボールベアリングによって制御されます

PCCJは厳格なレギュレーションのもと完全なイコールコンディションで争われています。プロフェッショナルを目指すドライバーの登竜門としても知られ、これまでも多くのPCCJ参戦経験者がスーパーGTなどのカテゴリーへ羽ばたいています。ポルシェジャパンでは若手ドライバー育成のため2009年からスカラシッププログラムを実施しています。

PSCJ は2010年にポルシェGT3 カップチャレンジジャパンとして創設されました。2019シーズンから名称をPSCJへと変更しています。PCCJへのステップアップカテゴリーとして高い人気を誇る2023シーズンのPSCJは4大会8戦を開催予定です。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2023開催カレンダー
ラウンド 日程 サーキット 開催イベント
合同テスト 3月14 日(火)-15日(水) 富士スピードウェイ PCCJ オフィシャルテスト
第1 - 2戦 4月15日(土) -16日(日) 岡山国際サーキット SUPER GT 第1戦
第3 - 4戦 5月3日(水祝)- 4日(木祝) 富士スピードウェイ SUPER GT 第2戦
第5 - 6戦 6月3日(土)-4日(日) 鈴鹿サーキット SUPER GT 第3戦
第7 - 8戦 8月5日(土)-6日(日) 富士スピードウェイ SUPER GT 第4戦
第9 -10戦 8月26日(土)-27日(日) 鈴鹿サーキット SUPER GT 第5戦
第11戦 9月 22日(金)-24日(日) 鈴鹿サーキット F1世界選手権 日本グランプリ


ポルシェスプリントチャレンジジャパン 2023 開催カレンダー
ラウンド 日程  サーキット
第1 - 2戦 4月2日(日) 富士スピードウェイ
第3 - 4戦 5月14日(日) スポーツランドSUGO
第5 - 6戦 6月18日(日) 富士スピードウェイ
第7 - 8戦 10月8日(日) 鈴鹿サーキット

※開催日程やレース数は変更になる場合があります。

今シーズンのスーパー耐久シリーズにはポルシェジャパンの正規販売店であるポルシェセンター青山、ポルシェセンター目黒、ポルシェセンター高輪、ポルシェスタジオ銀座などを経営するEBIグループが昨年に引き続き718ケイマンGT4 RS クラブスポーツでGT4カテゴリーに該当するST-Zクラスに挑みます。これまでもPCCJやスーパーGTなどへ参戦してきたEBIグループを母体とする「Porsche Team EBI WAIMARAMA」は一昨年718ケイマンGT4クラブスポーツでST-Zクラスへの参戦を開始し、昨年から718ケイマンGT4 RS クラブスポーツを導入しています。ドライバー陣にはPCCJ、スーパーGT、アジアンルマン、スーパー耐久など様々なレースでポルシェを操る経験を持つ山野直也選手、スーパーGTのGT500 クラスで昨年度も大活躍した千代勝正選手に加え、今季はEBIグループに所属し「ポルシェプロ」の資格を保有する北園将太選手が自らステアリングを握りタイトル獲得を目指します。ポルシェプロはセールスとは別の立場からポルシェの魅力を伝えるブランドアンバサダーで、ポルシェジャパンが認定する資格です。

また近年大いに盛り上がりを見せるGTワールドチャレンジアジアにはPCCJ出身ドライバーによる2チームが今シーズンデビューする新型911 GT3Rにて参戦します。ポルシェセンター岡崎は2012年のPCCJジェントルマンクラスチャンピオンでスーパーGTのGT300クラスでも活躍する永井宏明選手と2017年から2021年までPCCJに参戦し常にシリーズ上位にランクインした上村優太選手によるコンビで戦います。永井、上村組は昨シーズン、タイプ991の911GT3 Rでスーパー耐久シリーズのST-Xクラスで戦いランキング3位を獲得しています。もう一台の911GT3 Rを駆るのは2020年、2021年のPCCJプロアマクラス王者の内山清士選手とPCCJ史上最多となる4度のタイトル獲得経験を持つ近藤翼選手がNKレーシングからエントリーします。GTワールドチャレンジアジアは、日本、タイ、マレーシアで6大会が開催され、ポルシェセンター岡崎とNKレーシングは全戦に参加する予定です。


<お客様からのお問い合わせ先>

ポルシェコンタクト 0120-846-911 / HP www.porsche.com/japan/

2023/2/28