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ポルシェが猛チャージの末、表彰台を獲得インターコンチネンタルGTチャレンジ第4戦、鈴鹿10時間 決勝

ポルシェは8月25日(日)に鈴鹿サーキットで行われたインターコンチネンタルGTチャレンジ2019シリーズ第4戦の決勝レースにおいて、表彰台に上りました。ワークスドライバーのディルク・ヴェルナー(ドイツ)、ポルシェヤングプロフェッショナルの2人、マット・キャンベル(オーストラリア)およびデニス・オルセン(ノルウェー)が駆るアブソリュートレーシングの911 GT3R(#912)は 10時間を戦い抜き、3位となりました。同じくポルシェカスタマーチームである日本のLMコルサ(#60)はPro-Amクラス3位でチェッカーフラッグを受けました。

アブソリュートレーシングのトリオはF1日本グランプリの開催地として知られる鈴鹿サーキットのレースを12番グリッドからスタートしました。太陽が照りつけ気温が30度に達する中、912号車はオープニングラップからいくつかポジションを上げます。その後も順調なレース運びでレースの前半が終ることにはトップ争いにも加わることになります。ヴェルナーが周回遅れの車両をパスする際に接触もありましたが、500ps以上を発揮する911 GT3 Rの勢いは止まらず2位にわずか3.430秒差の3位で10時間レースを走り抜けました。

2人のフランス人ドライバー、ロマン・デュマとマシュー・ジャミネがスヴェン・ミューラー(ドイツ)とドライブするアール・バンバーモータースポーツ(EBM、#911)の911 GT3 Rは24番グリッドスタートから大きくジャンプアップしました。レース前半にタイヤがバーストした際には順位を落としますが、わずか数度イエローフラッグが出されたのみのレースを力強く戦い抜き13位でゴールしています。

Pro-Amクラスに参戦したLMコルサ(#60)の寿一と薫一の脇阪兄弟とケイ・ナカニシはチームとともに奮闘し、見事クラス3位でポディウムに上りました。タイプ997の911 GT3Rを駆るAMACモータースポーツ(#51)は最初の周で喫したクラッシュの補修に大幅な時間を要し、総合31位でゴールをしています。

鈴鹿でのレースの結果、ポルシェはインターコンチネンタルGTチャレンジのマニュファクチュアラー選手権で2位につけて11月23日に第5戦が行われるキャラミ(南アフリカ)に向かいます。ドライバーランキングではヴェルナー、ジャミネ、オルセンが首位に10ポイント差の4位にとなっています。

レース後のコメント
セバスチャン・ゴメス(911 GT3Rプロジェクトマネージャー):「さながら崖の上でのきわどい戦いの末、ほんの僅かな差で2位を失いました。それでも3位は素晴らしい結果です。これまでのシリーズ全戦で表彰台に上り、91 GT3 Rはパフォーマンスと信頼性を見せてくれています。チャンピオンシップ争いで大事なポイントを得てキャラミに向かうことができてよかったです」。

ディルク・ヴェルナー(ポルシェ911 GT3R、#912):「鈴鹿でポディウムに上がれるなんて夢のようです。我々ドライバー、そしてチームにとても大きな結果を得ました。タイトル獲得は厳しいかもしれませんが、最終戦では最大限努力してシリーズを盛り上げるつもりです」。

デニス・オルセン(ポルシェ911 GT3R、#912):「3位は素晴らし結果だと思います。10時間ベストを尽くして疲れ果てました。911 GT3 Rはレース中、時計仕掛けのように終始正確でした。この表彰台は努力の賜物です」。

マット・キャンベル(ポルシェ911 GT3R、#912):「私達は最速ではありませんでしたが、戦略とドライバー、チームの努力によって順位をあげることができました。炎天下の中でも車は終始順調でした。最終スティントでは2位を狙ってアタックしましたが、わずかに届きませんでした」。

ロマン・デュマ(Porsche 911 GT3 R #911):「予選が残念な結果となり下位からのスタートでした。レース序盤に10位前後まで順位を回復しましたが、今度はタイヤに問題が起きて上位進出の可能性はなくなりました。これ以上の結果は無理だったでしょう。ポルシェが表彰台の上れたのは良かったです」。

スヴェン・ミューラー(Porsche 911 GT3 R #911):「24番手から13位を素晴らしい結果だと思います。決勝レース中、車の調子は上がっていきましたが、残念な予選だったのでチャンスが限られていました。今シーズン、もっともタフなレースだったと言えます。それでも2シーズンを戦った日本に戻ってこれたのは嬉しい限りです」。

マシュー・ジャミネ(Porsche 911 GT3 R #911):「厳しい10時間でしたが、決勝ではミスもなく全力で戦い抜き、予選から10位以上ポジションを上げてゴールできました。これ以上の結果を得ることは無理だったでしょう。タイヤのトラブルも残念でしたが、レース自体には満足しています」。

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2019/8/26