プレスリリースを読む

最新のプレスリリース


ポルシェカレラカップジャパン第9-10戦(富士)予選レポート

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2019シリーズ第9-10戦の予選を富士スピードウェイ(静岡県)で2019年8月3日(土)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:32度 路面:43度(セッション開始時)

全11戦で競われているPCCJ2019年シーズンの終盤戦となる第9-10戦の舞台は、今年3回目の開催となる富士スピードウェイ。今大会が終了すると、残るは最終戦のみとなるためタイトル争いを左右する重要なレースとなる。それだけに各ドライバーとも、金曜日の専用走行から積極的に周回を重ねていた。この日、2回行われた専用走行で総合トップタイムを記録したのは、現在ランキングトップに立つPCCJジュニアプログラムドライバーの#19 笹原右京で1分42秒124をマーク。2番手には#19 笹原を18点差で追いかけるランキング2 位に着ける#31 上村優太、3番手には2016年にスーパー耐久のST-Xクラスでチャンピオンを獲得している実力者の#34 内田優大が着ける。ジェントルマンクラスは、現在クラスランキング3位の#25 内山清士がトップタイムを記録し、2番手は現在クラスランキング2位の#98 IKARIという結果に。

3日(土)は全国各所が猛暑に見舞われ、富士スピードウェイも朝から強い日差しが照りつける。予選開始となった11時15分には、気温32度、路面温度は43度に。23台のカップカーは一斉にコースインし、3周目からタイムアタックへと突入。ここで#19 笹原がトップタイムとなる1分42秒326をマークすると、#31 上村も1分42秒548で2番手に続く。5周目にトップの#19 笹原がピットインすると、各車も続々とピットインしてマシンの微調整とともにニュータイヤへと履き替えて、2回目のタイムアタックへと備える。

しばしピットに留まりタイミングを見計らってから再びコースインした#19 笹原は予選開始20分くらいに1分42秒088を記録。「昨日の専有走行から調子が良かったので、最初のタイムアタックでトップタイムを記録できました。それでピットインし、タイヤに一番熱を入れてクリアラップを獲れるタイミングでコースインしました。狙い通りポールポジションを獲得できて嬉しいですが、個人的には41秒台に入れられなかったのが残念です」と語る。2番手の#31 上村は「最初のタイムアタック前にミスをしてタイヤを痛めてしまったことで、調子が狂ってしまいました。でも2番手スタートなので、決勝では逆転優勝を狙っていきます」と巻き返しを誓う。3番手の#60 小河諒は「笹原選手の王者獲得を阻止するためにも、決勝では表彰台の真ん中を目指していきます」と言う。

一方のジェントルマンクラスは、逆転王者獲得に燃えている#98 IKARIが3戦連続のポールポジション獲得とし、「タイヤ交換後に絶好のタイミングでアタックすることができました。決勝もこの調子でポール・トゥ・ウインを狙っていきます」と力強く語る。2番手の#77 浜崎大は「1コーナーのブレーキングタイミングを変えたことで、タイムアップを果たせました。スタッフのお陰でマシンのセットアップも決まっているので、決勝も頑張ります」と言う。3番手タイムは#25 内山が記録するも、3グリッド降格のペナルティを科されてしまう。これにより#4今田信宏が3番グリッドからスタートすることになった。

セカンドベストタイムで決定した第10戦の予選結果は、第9戦と同じく#19 笹原がポールポジションを獲得し、2番手は#60 小河、3番手は#31 上村となっている。ジェントルマンクラスはポールポジションが#98 IKARI、2番手が#77 浜崎、3番手が#25 内山の順でスタートを迎える。

決勝レースは第9戦が3日(土)16時35分〜、第10戦が4日(日)9時15分〜、両日とも10周もしくは30分間で競われる。

2019/8/3