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ポルシェカレラカップジャパン第3-4戦(富士)予選レポート

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2019シリーズ第3戦と第4戦 Mobil 1 Challengeの予選を富士スピードウェイ(静岡県)で2019年5月3日(金・祝)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:23度 路面:35度(セッション開始時)

4月13〜14日に岡山国際サーキットで幕を明けたポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2019は、新元号「令和」となったゴールデンウィークの10連休中に今回の富士大会を迎えた。予選前日の専有走行は、夜に降り続いた雨の影響で1回目の路面状況はウエットだったが、2回目はドライに。そのため各車のベストタイムは2回目の走行で記録したものになり、トップタイムは2013年、2014年のPCCJチャンピオンで5年ぶりの参戦となった#60 小河諒が記録。2番手は今年の開幕戦を制した#31 上村優太、3番手は今年初参戦ながら開幕戦で3位表彰台を獲得した#78 大滝拓也。4番手にはジェントルマンクラスで開幕戦、第2戦ともに3位表彰台に上がった#25 内山清士がつける。

今回の富士大会は、ゴールデンウィーク開催のため公式予選は祝日の3日・木曜日に開催。3日は朝から青空が広がり、強い日差しが照りつけて気温はグングンと上昇し、予選スタート時の気温は23度に達した。

PCCJの予選は1セッションのみのため、ベストタイムが第3戦、セカンドベストタイムが第4戦「モービル1チャレンジ」のスターティンググリッドとなる。コースインしたドライバーたちは、路面コンディションを確認しながら周回を重ね、3周目から本格的にタイムアタックを開始。まず、#31 上村が1分41秒776のトップタイムをマークし、1分41秒948の#60 小河がそれに続く。その翌周には#31 上村が、1分41秒315のニューコースレコードを記録する。6周目になると各車はピットインし、タイヤの内圧チェックやニュータイヤへと履き替えて、残り時間でのタイムアタックに備える。

ここで2番手タイムを記録したのは#78 大滝、3番手には#34 内田優大が着ける。そして予選時間残り10分で、ピットに控えていた#31 上村が最後のタイムアタックのためコースイン。「今日はとてもよく乗れていたので、最後のアタックでさらなるタイムアップを狙っていました。決勝ではポール・トゥ・ウインを目指します」と#31 上村が語るように、PCCJ初の40秒台となる1分40秒934のニューコースレコードでポールポジションを獲得。最終的に予選2番手となった#60 小河は、「SUPER GT走行後の路面状況にマシンをうまく合わせられませんでした。でも、決勝では優勝目指して攻めていきます」と語る。3番手の#78 大滝は、「走るごとに新たな発見があり、自分自身の成長を感じています。決勝では、速さにさらなる磨きを掛けていきたいと思います」と、力強く語る。

ジェントルマンクラスのポールポジションはクラスニューコースレコードとなる1分42秒258で#25 内山が獲得。「今回の富士戦では練習から納得いく走りができていたので、ポールポジション獲得は嬉しいです。決勝ではスタートをうまく決めて、トップでゴールできればと思います」と、#25 内山は昨年の第3戦富士以来となる優勝を目指す。2番手となった#32 永井秀貴は「今日は安定したタイムを刻めませんでしたが、最後のアタックで42秒台を記録できました。レースでは表彰台を目指します」と予選を振り返る。3番手には、昨年ポルシェGT3チャレンジカップのカテゴリーⅡでチャンピオンを獲得した#4 今田信宏が着け、「この勢いで決勝でも上位入賞を目指していきます」と語る。

セカンドベストタイムで決定した第4戦「モービル1チャレンジ」の予選結果は、第3戦と同じく#31 上村がポールポジション、2番手は#60 小河、3番手は#78 大滝となっている。ジェントルマンクラスは、ポールポジションが第3戦と同じく#25 内山で、2番手は#4 今田、3番手は#11 山口智英が獲得している。

決勝では、4戦連続ポールポジション獲得となった#31 上村がポール・トゥ・ウインを成し遂げるのか注目される。第3戦の決勝レースは3日16時15分〜、第4戦Mobil 1 Challengeは4日11時55分〜、両日とも15周もしくは30分間で競われる。

2019/5/3