Porsche

Preview
#8 清水康弘(Class-A)
#92 中村嘉宏(Class-A)
#9 小林賢二(Class-A)
#16 マイケル・キム(Class-B)
#38 浜野彰彦(Class-B)
#55 水谷晃(Class-B)
#5 高見沢一吉(Class-B)
ここまで3戦連続ポールトゥウィン #8 清水康弘
Porsche Carrera Cup Japan, PCCJ2009 Rd.4 & 5 Preview, Preview
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2009 - 第4戦/5戦 プレビュー

第 1戦&2戦の岡山ラウンド、そして第3戦の菅生ラウンドと、全9戦のうちすでに3分の1を消化したポルシェカレラカップジャパン(以下PCCJ)2009シリーズ。序盤戦のハイライトは、何といっても#8清水康弘(A)の圧倒的な速さが光る。シリーズランキング3位という昨シーズンの成績からも、チャンピオン候補の筆頭にあげられていた#清水(A)だが、実際は予想された展開をも上回る強さを見せつけている。

そんな#8清水(A)の独壇場ともいえる序盤戦を振り返ってみると、開幕ラウンドの岡山2戦、続く第3戦菅生と、#8清水(A)は全てをポールトゥウィンの完全勝利。また2位、3位のポジションには、第1戦が共にPCCJ初参戦の#92中村嘉宏(A)と若手育成ドライバーの#88塙翔(A)、第2戦は#13 吉田基良(A)と#9小林賢二(A)、そして第3戦が#92中村(A)と#9小林(A)が入っており、ここでは#92中村(A)がリードを広げつつあるものの、ポイントランキング的には混戦状態。この構図が中盤戦でどう変化しているかが見所となる。

一方クラスBでは、開幕戦&第2戦では#16マイケル・キム(B)が連勝を飾ったが、第3戦では今シーズン初レースの#21一ツ山康(B)がウィナーとなったことで、俄然今後の展開が面白くなってきた。2位と3位には、第1戦が#55水谷晃(B)と#54天本昌呉(B)、第2戦は#55水谷(B)と#5高見沢一吉(B)、そして第3戦が#16マイケル(B)と、PCCJ初参戦の#38浜野彰彦(B)が入る接戦模様であり、ランキング争いも#16マイケル(B)が頭ひとつ抜け出ている感はあるが、その背後には今年大躍進の#55水谷(B)、昨シーズンシリーズ3位の#5高見沢(B)がつけており、これからますます激戦が展開されるだろう。

さらに今シーズン、もう一つ注目したいのがチームポイントランキングの存在である。これは第3戦終了時で、#16マイケル(B) と#54天本(B)を擁するDIRECTION RACING EVOが96ポイントでトップ、2位には#5高見沢(B)と#9小林(A)のTEAM TAKAMIZAWA and KOBAYASHISHIKAが10ポイント差で追っており、3位には#6中山良明(A)と#55水谷(B)がコンビを組むDIRECTION RACINGが74ポイントと、チーム・ディレクションの強さが際立っている。このチームポイントは登録している2名のパイロットが、バランス良く上位の成績を収めなければならないため、個々の頑張りはもちろん、時には結果を残すためのチームワークも重要だ。そして10ポイント差くらいなら、1レースで簡単にひっくり返されてしまうため、リタイヤを極力避け、着実にポイントを積み重ねていく作戦も必要なはず。いずれにしてもパイロットどうしのシリーズランキング争いとともに、もう一つのチャンピオンシップが掛けられたことは、PCCJに新たなる魅力が加わったことに他ならない。

序盤戦を終え、早くも#8清水(A)が独走状態を築きつつあるクラスA、激しいトップ争いが演じられるであろうクラスB、そしてチームランキングの行方は?と、その見どころも多彩になってきたPCCJの2009シーズン。長いストレートに高速コーナー、そしてテクニカルな最終セクションが待ち受ける、次戦富士スピードウェイのダブルヘッダーラウンドで、4.563kmを15周、およそ70km先のゴールを最も速く走り抜け、表彰台の真ん中で満面の笑みを浮かべるのは誰か。




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