Porsche

アーカイブ  2007


ポルシェの新しいスペアパーツ用ウェアハウスがザクセンハイムで着工ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)が新たに建設するスペアパーツ用のウェアハウスが、ルートヴィヒスブルク行政区にあるザクセンハイムの工業地域、アイヒヴァルトで着工されることになり、新しいセントラルパーツウェアハウスの定礎式が行われました。

この定礎式は、ポルシェAG取締役であり生産物流部門の責任者を務めるミヒャエル・マハトと、アイヒヴァルト行政連合(ザクセンハイム、ビーティッヒハイム・ビッシンゲン、オーバーリークシンゲン、ゼルスハイムといった地方自治体で構成)のトップが出席し行われました。ポルシェAGは、総額1億ユーロ以上を投資して総面積26ヘクタールの敷地にこの施設を建設する予定です。

ポルシェはまず初めに、総床面積40,000平方メートルの倉庫を2008年の春までに竣工させ、操業を開始する予定です。そしてこの建設計画の第2段階として、敷地面積72,000平方メートルを誇るもうひとつの倉庫を2010年までに完成させる計画です。このふたつの倉庫が完成すると、合計80,000アイテムにものぼる、新旧世代のポルシェ車の部品が保管されます。

ミヒャエル・マハトは「ルートヴィヒスブルクにある現在の倉庫はこれ以上の増築が不可能であるにもかかわらず、販売台数とモデルレンジは拡大の一途をたどり、スペアパーツの需要が増え続けています。こうした状況下ではスペアパーツの物流を見直し、無駄のないオペレーションを導入することが不可欠です。」と語っています。また彼は、ポルシェがシュトゥットガルトの周辺地域や、ドイツ国内の他の地域についても検討を重ねた経緯についても言及しました。

マハトによれば、ザクセンハイムの最大の魅力は、使用できる土地の広さだったということです。これはポルシェが2010年以降に対しても信頼性の高い計画を立案できることを意味します。また、多くのサプライヤーがポルシェと同じくバーデン・ヴュルテンベルク州に拠点を置いていることや、国際的な空港や港へのアクセスが良いことも大きな決定要因だったと述べています。さらに同氏は、「今回の計画で、世界に散らばる650のディーラーとの距離を短縮させることができました。これは、経済的なメリットをもたらすだけでなく、環境への影響を抑制することにもつながります。」と説明しています。ザクセンハイムは環状線経由でアウトバーンA81に出られるといった、交通条件の良さも魅力のひとつです。

またマハトは、パーツ事業がポルシェの中核業務のひとつであることを強調し、以下のように述べています。「私達はプレミアムメーカーのひとつとして、世界中のお客様に最適なパーツを供給する義務があると考えています。」彼はこの建設計画の第2段階が完了した際、ザクセンハイムのパーツウェアハウスで約350名の技術職を採用する予定があることも明らかにしました。

ザクセンハイムの市長とアイヒヴァルト行政連合の会長を務めるホルスト・フィードラー氏は、この建設により地元の雇用が促進されることについて、「今回ポルシェがこの場所を選んでくれたことは、同社がドイツ、とくにバーデン・ヴュルテンベルクを重要視していて、この場所への投資が必ずや利益をもたらすものであると判断した証明です。われわれは、このスポーツカーメーカーと共に歩めることを嬉しく思っています」と歓迎の意を表しました。

この最新のスペアパーツ用ウェアハウスは、ポルシェの特徴的な建築物となる予定で、透明な建築構造を取り入れていることから建物内には光が多く入り、快適な労働環境を提供できます。建材についても、最新の環境基準に適合したものが使用されます。

2007/10/17