ポルシェ カレラカップ ジャパン 2007 シリーズ 第4戦プレビューポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会主催による、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2007年シリーズ第4戦が、ツインリンクもてぎ(栃木県)にて2007年7月1日(日)に開催されます。
Porsche Carrera Cup Japan 第4戦 プレビュー
今シーズン最初のダブルヘッダー戦となった第2戦、第3戦Mobil1 Challengeが、富士スピードウェイを舞台に波乱のレース展開によって無事終了した。仙台で開幕し、富士での2連戦を終えたカレラカップパイロット。第4戦となる今回はツインリンク茂木フルコースを使用し、いよいよ2007年後半戦の突入である。
第2戦は、参戦パイロット唯一の現役プロドライバーである高木真一が、開幕戦の好調ぶりを持続させ見事に2戦連続ポールトゥウィンによる勝利を手にした。だが翌日の第3戦、高木はジャンプスタートによってドライブスルーペナルティ。結果15位に終わった。開幕から2連続優勝を果たしていることで獲得ポイントは46、現在シリーズ3位につけているが、油断は禁物な状況である。
今季この第2戦から登場したのはディフェンディングチャンピオン 伊橋勳。2005~2006年の2年連続シリーズタイトルホルダーだけに、高木VS 伊橋の好カードには誰もが注目したが、結果は予想だにしない伊橋15位フィニッシュ。高木の前にと思うあまりに喫したジャンプスタートによって第2戦を1ポイントで終わった伊橋であったが、翌日第3戦Mobil1 Challengeの伊橋は、前日に犯した自身のミスを取り戻すべく快走を続け、鮮やかに今季初優勝を遂げた。しかし開幕戦の欠場そして第2戦のミスにより現在の合計ポイントは21で9番手。ここが正念場の伊橋、後半戦の巻き返しを図る。
第2戦では、終始都筑晶裕の背後1秒以内で粘り、オーバーテイクのチャンスを伺う平川晃だったが、都筑晶裕の走りがそれを叶えさせず3位で終えたものの、第3戦Mobil1 Challengeでは立場逆転、今度は平川が都筑晶裕の前で周回を重ねる。7周にも渡り1秒以内の攻防を繰り広げた両者であったが、平川が隙を与えず2位、都筑晶裕が3位でチェッカーを受けた。開幕戦から3戦終了まで、すべてポディウムで表彰を受けているのはエントリー26名中この2名だけである。安定した好成績により、都筑晶裕そして平川は今季一度もポディウムの頂点に立っていないものの、現在のシリーズランキングは都筑晶裕が52ポイントで1位、続く平川が50ポイントで2位に君臨している。確実に上位ポイントを獲得し、現在シリーズタイトルに最も近い両名。第4戦もてぎでも注目必至である。
ポディウムまであと一歩というところで激しいポイント争いが続いているのは、開幕戦4位の藤井芳樹と5位の武井真司。第2戦でも安定した走りと成績を残し、武井が4位、藤井が5位でフィニッシュ。続く第3戦Mobil1 Challengeでも武井は4位に入りしっかりポイントゲット。今季からの初参戦ながら獲得ポイント40で見事に現在シリーズ4位に付けている。
一方、第2戦終了時まで武井とランキングで並んでいた藤井は、第3戦の途中で痛恨のスピンを喫しリタイヤとなったため、4位武井と14ポイントの差がつき現在5位。しかし昨シーズンのBクラス(Type996)チャンプ 藤井、このまま黙ってはいないだろう。
武井と同じく今季から参戦の田中和幸は、開幕戦を7位でフィニッシュ後、迎えた第2戦では11位ながら、翌日第3戦Mobil1 Challengeでは見事5位で走り切り、ポイント合計26で藤井と同点。後半戦にこの勢いを加速させられるかがキーとなる。
昨シーズンをシリーズ3位で終えている三浦慶郎は、第3戦こそ11位だったが、開幕から2戦連続の6位入賞を果たし、現在25ポイントでシリーズ7位。その上にいる田中、藤井とは僅か1ポイント差であることを考えれば、三浦も後半戦の戦い方次第で、十分ジャンプアップを狙えるポジションだ。
ベテランパイロット山田洋二は、開幕戦8位フィニッシュで期待が膨らむ中、第2戦は12位。しかし翌日第3戦Mobil1 Challengeは、13番グリッドからのスタートながら、鮮やかに7つのポジションアップで6位入賞10ポイントを手にした。合計22ポイントとなった現在のシリーズ順位は8位。そして山田のすぐあとを21ポイントで9位に付けているのが伊橋である。5ポイント差で三浦、田中、藤井、山田、伊橋の5名がひしめくこのポジション、次戦もてぎでチャンスを生かして抜け出すのは誰か。
波乱のダブルヘッダー戦となった富士でのラップタイムを振り返ると、昨シーズンから参戦のパイロットが、ほぼ全員自身の昨年のラップタイムを更新する結果となった。Type997というマシンに慣れてきたこと、ポイント争いが僅差で展開されている点、今季から新たに参戦しているパイロットの活躍、そしてプロドライバー高木の参入など、さまざま要素が重なり各カレラカップパイロットが益々奮起している結果である。
そして、いよいよ2007年シリーズ後半戦の突入となる次戦 第4戦ツインリンクもてぎ(栃木県)。昨シーズンのベストラップは伊橋が記録した2’00.686。ポイント争いも激化し、ここでも各自のタイムは昨年を凌ぐ激戦となるだろう。まさかの展開も十分に考えられる今年のPorsche Carrera Cup Japan。今シーズン残り3戦となる後半ラウンドのスタートは7月1日(日)ツインリンクもてぎ(栃木県)。2007年は折り返したばかり。シリーズチャンピオンを目指す者、自身の掲げた目標に挑む者。カレラカップパイロット26名の戦いはまだまだ続く。
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2007/6/25