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ポルシェ カレラカップ ジャパン 2007 シリーズ第2戦、第3戦プレビュー

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会主催による、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2007年シリーズ第2戦、第3戦が、富士スピードウェイ(静岡県)にて2007年6月2日(土)、3日(日)に開催されます。

Porsche Carrera Cup Japan 第2戦, 第3戦
「モービル1チャレンジ」プレビュー

カレラカップジャパンにおける7年の歴史上初、現役プロドライバーのポールトゥウィンによって開幕した菅生戦の3週間後。全チームは舞台を富士スピードウェイ(静岡県)に移してレースは行われる。

昨年はスーパー耐久シリーズチャンピオンという栄冠をポルシェで勝ち取った32歳のポイントリーダー高木真一。1997年のフォーミュラトヨタではシリーズ全6戦を全て優勝で飾り堂々のシリーズチャンピオンを獲得。全日本GT選手権は現Super GTシリーズを含め今年で10年連続参戦となり、毎年クラス優勝などの上位成績をおさめるベテランドライバーである。前回の菅生戦と同様にJLMCとのダブルエントリーで次戦富士に臨む高木。栄光のシリーズ優勝を目指しチームメイトの青山光司と気合十分。

フォーミュラトヨタ出身で30歳の都築晶裕は、PCCJ2006シーズンのスポット参戦経験を経て、今シーズンからフルエントリー。第1戦ではトップに届かなかったが、堂々たる2位表彰台を獲得。富士では4ポイント差でトップを追う立場となった。
ベテランのポルシェ使いである平川晃は、菅生で見事3番目にチェッカーフラッグを受けたが、昨シーズン2位の意地を見せ表彰台のさらに高い場所を目指す。

今シーズンよりマシンを997へスイッチするや、突如としてコンペティティブなトップグループに割って入ってきたのは藤井芳樹。そして、同じく真新しい400馬力のカップカーを駆るニューカマーの武井真司が5位入賞を果たした。地元菅生で開幕戦を迎えた昨シーズン3位の三浦慶郎は6位でフィニッシュ。DRAGONは予選で印象的な走りを見せ7位だったが、レースではスピンを喫し10位で菅生を後にした。対照的に田中和幸は911 GT3 Cupという慣れないマシンでいい所を見せられず、予選で19番手に留まるものの、決勝レースでは12ものポジションアップに成功し、7位で9ポイントを獲得した。

ベテラン山田洋二は開幕戦から8位入賞。2007年は大いに期待できるシーズンとなりそうだ。次戦富士は多くのドライバーとチームにとってホームであり、より激しい戦いが予想される。なかでも2006年シリーズチャンピオンであり、昨年の富士では見事ウィナーに輝いた伊橋勲は、他のレースと日程がバッティングしたことで今シーンの開幕戦を欠場。現在ノーポイントである。しかし2年連続のカレラカップジャパン チャンピオンは残り5戦を全力で戦い、三度チャンピオンになることをあきらめてはいない。

さらに2006年シリーズで伊橋が唯一ポールポジションを逃した大会が昨年8月猛暑の中で行われた富士。ポールは1'48.051を記録したシリーズ2位の平川の手に。伊橋、平川両名にとっても、ここは負けられない場所である。昨年の富士大会にゲストドライバーとして参戦した飯田章が記録した1'46.866に迫る、いや凌ぐアタックが展開される可能性も十分に秘めている。

そして次戦のもう一つの見所は、第2戦そして第3戦を土曜日と日曜日の連日で開催するダブルヘッダー戦であるという点。6月2日(土)に第2戦の予選及び決勝を行い、翌日には第3戦「Mobil1 Challenge」の決勝が行われる。ここで注目すべきは第3戦「Mobil1 Challenge」決勝時のスターティンググリッド順位である。この「Mobil1 Challenge」の予選結果に代わるデータは、前日第2戦の決勝レース中に各パイロットが叩き出す1周あたりのラップタイムの速さで決まる。すなわち決勝レース後の公式結果順位が及ばない、またはDNFとなってもレース中に1周でも速いタイムを記録すれば、翌日第3戦のスターティンググリッドで上位を狙える。このシステムを生かしたダブルヘッダー戦ならではの逆転劇は起こるのか。

2007年シリーズ全6戦のうち、シーズン前半3戦の決着がつく富士の2連戦。後半戦への扉を最初に開くのは誰か。

2007/5/30