ニューポルシェ カイエン、生産は順調な滑り出し2007年2月末までに、1日の生産台数は180台に到達する見通し
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)は、ライプツィヒ工場において、デビューから4年足らずのうちに合計150,371台が生産された先代モデルのあとを受けて、第2世代となるニューカイエンの生産を12月初めから順調にスタートさせました。
2005/2006年度(期末日:7月31日)におけるポルシェ カイエンの販売台数は34,134台でした。モデルチェンジにもかかわらず、今年度も前年度に匹敵する販売台数を達成することにポルシェ ライプツィヒGmbHの工場長を務めるジークフリート・ビューローは自信を見せています。「最近数カ月間はライフサイクルの関係上、生産台数に落ち込みが見られましたが、私達はこの新世代モデルの先行きに、非常に大きな自信を持っております。2007年2月末までには、カイエンの1日あたりの生産台数を再び180台にまで増強できるでしょう」と、ビューローは語っています。
先代モデルと同様、ニューカイエンのボディはブラチスラバ(スロバキア)にあるフォルクスワーゲンの工場で生産され、エンジンはシュトゥットガルト・ツッフェンハウゼンにあるポルシェのメイン工場から出荷されます。そして、車両の組み立てと品質検査はライプツィヒ工場で行われます。これまで採用されてきた生産コンセプトは素晴らしい成果を収めてきたため、生産工程には最適化のためのごくわずかな改良のみが加えられています。その一例として、検査ラインでは新開発のアクスル測定技術が採用され、従業員達がそのメリットを享受しています。この検査技術は、ライトプロジェクターを使ってホイールの表面を3次元スキャンするというものです。こうした高精度な測定プロセスの採用により、これまでよりも迅速に測定結果を出し、その結果に基づいてカイエンのシャシーを正確にセッティングできるようになっています。また、このニューカイエンでは、新開発のダイレクト・フューエル・インジェクション(ガソリン直噴システム)を採用することで傑出した性能を実現しており、低燃費でありながらも、より優れたパフォーマンスを発揮できるようになっています。実際オンロードでは、最大で15 %の燃料節減が可能です。このスポーツSUVのベーシックモデルには最高出力290 PS(213 kW)の6気筒エンジンが搭載されます。また、総排気量がいちだんと大きい4.8リッターのV8自然吸気エンジンを搭載するカイエンSは、385 PS(283 kW)の最高出力を発生します。さらに、カイエン ターボには8気筒ツインターボエンジンが搭載され、その最高出力は500 PS(368 kW)にもおよびます。
ニューカイエンの生産開始についてビューローは、「後継モデルの生産開始はつつがなく進んでおり、私達は非常に満足しています。旧世代から新世代へのバトンタッチはスムーズに行われました」と述べています。
2006/12/29