アメリカン・ル・マンシリーズ第9戦、ポルシェ RS スパイダーがワンツー・フィニッシュでシリーズタイトルを獲得
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)のRSスパイダーが、9月30日にジョージア州アトランタにて開催された第9戦にてワンツー・フィニッシュを飾り、1レースを残して見事LMP2クラスのシリーズタイトルを獲得しました。
386周、1000マイルもの距離で争われ「プチ・ル・マン」として知られるロード・アトランタのレースにてペンスキー・モータースポーツからカーナンバー6のRSスパイダーでエントリーしたサシャ・マーセン(ベルギー)/ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/エマニュエル・コラール(フランス)組がトップで、カーナンバー7のRSスパイダーのルカス・ルール(モナコ)/ロマン・デュマ(フランス)/マイク・ロッケンフェラー(モナコ)組が2位でチェッカーを受けました。
ALMSでの自身26勝目を飾ったマーセンは、ドライバーズ・タイトルポイントでも同じRSスパイダーを駆るルカス・ルールをリードしています。この2人で争われるドライバーズ・タイトルの行方は、10月21日ラグナ・セカで開催される最終戦の結果で決定しますが、ペンスキー・モータースポーツは世界でもっとも速いスポーツカーで行われるレースのタイトルを、その最終戦を前に得て、一足早い歓喜の瞬間をロード・アトランタにて味わったのです。
ポルシェのモータースポーツ部門のトップであるハルトムート・クリステンは、「マニュファクチュアラー・タイトルの獲得により我々は第1の目標を達成しました。次のラグナ・セカではドライバーズ・タイトルも手中に収めます」と今シーズンを統括しています。
この伝統ある1000マイルのレースのスタートから1時間後、2台のポルシェは重大なトラブルに見舞われていました。ナンバー6のRSスパイダーは、電気系統のトラブルにて7周もの間ピットストップを余儀なくされました。その直後、今度はもう1台のRSスパイダーには燃料漏れが発覚しました。
息を呑む展開の中、ヴァイザッハで開発されたRSスパイダーは、力強い走りで見事にトップに返り咲きLMP2クラスでのワンツー・フィニッシュで見事今シーズン6勝目を飾りました。
またGT2クラスでは、イェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・ロング(アメリカ)/ニック・ジョッソン(アメリカ)組は完璧な走りを見せ、同クラスのチャンピオンとして君臨するペテルセン・モータースポーツ/ホワイトライトニング・レーシングの911 GT3RSRで 優勝いたしました。
決勝結果
1.マクニッシュ/カペロ組(イギリス/イタリア)、アウディ R10(LMP1)、394周
2.ヨハンソン/モウレム/黒澤組(スイス/イギリス/日本)ザイテック06S(LMP1)、390周
3.デイトン/ギドレー/メイラ組(アメリカ/イギリス/ブラジル)、ローラEX257(LMP1)、389周
4.ミナシアン/プリマ/キャンベル-ウォルター組(イギリス/デンマーク/イギリス)、クリエーション CA06(LMP1)、388周
5.マーセン/ベルンハルト/コラール組(ベルギー/ドイツ/フランス)、ポルシェRSスパイダー(LMP2)、386周
6.ルール/デュマ/ロッケンフェラー組(モナコ/フランス/モナコ)、ポルシェ RSスパイダー(LMP2)、385周
7.ビエラ/ピロ/ヴェルナー組(ドイツ/イタリア/ドイツ)、アウディR10(LMP1)、383周
8.エンゲ/ターナー組(チェコ/イギリス)、アストンマーチン DBR9(GT1)、374周
9.サラジン/ラミー組(フランス/ポルトガル)、アストンマーチン DBR9(GT1)、373周
10.ギャビン/ベレッタ/マグヌッセン組(イギリス/モナコ/デンマーク)、シボレーコルベットC6-R(GT1)、372周
クラス優勝
LMP1:マクニッシュ/カペロ組、アウディ R10
LMP2:マーセン/ベルンハルト/コラール組、ポルシェRSスパイダー
GT1:エンゲ/ターナー組、アストンマーチン DBR9
GT2:ベルクマイスター/ロング/ジョッソン組、ポルシェ 911 GT3 RSR
ファステストラップ:アンディ・ウォレス、ローラ B06、1分12秒374
2006/10/5