Porsche

アーカイブ  2006


ハンス・リーデルの後任として、クラウス・ベルニングが ポルシェのセールス&マーケティング部門のダイレクターに就任

シュツットガルト. ポルシェ AG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)のセールス&マーケティング部門のダイレクターとして12年以上に渡り、ポルシェAGの取締役を務めてきましたハンス・リーデルが、このたび個人的な理由から監査役会に契約終了を申し出、自らの意志でポルシェグループを去ることになりました。監査役会は、後任として1984年以降BMW AGに在籍していたクラウス・ベルニング(48)を任命しました。

ハンス・リーデルが1994年にポルシェのセールス& マーケティング部門の責任者に就任したのは、セールスとマーケティングのスペシャリストとしての手腕を買われてのことでした。彼はUniversity of Erlangen - Nurembergで現代語学と経営学を修めた後、まずフランクフルト アム マインの広告代理店Young & Rubicamで国際ブランドマネージャーとして勤務し、続いて1980年にBMW AGに移りました。彼はそこで、BMW of North Americaのマーケティング担当副社長を4年以上務めるなど、セールスおよびマーケティング関連の様々な管理職を経験しました。1989年から 1993年までは、同社のセールス&マーケティング部門のディレクターとして、モーターサイクル部門の再編に尽力しました。

リーデルはポルシェに移籍後、ポルシェ ブランドの基本的価値観の再定義や製品ポートフォリオの改良と拡張(例えばポルシェ第3のモデルとなるカイエンシリーズの導入など)において極めて重要な役割を果たしました。同時に、米国市場への依存から脱却することを目標に掲げ、販売およびマーケティングにおける国際化攻勢を推進しました。1994年当時、ポルシェは僅か40の市場を対象としていたにすぎませんでしたが、現在ではポルシェグループは12社の現地法人と多くの営業拠点を持ち、合計102の市場で600社からなるほぼ専売に近い販売店を擁するに至っています。リーデルはまた、世界中で一貫したブランドイメージを確立するため、ブランド コミュニケーションを整備し直しました。

ポルシェ監査役会会長 Prof. Dr. ヘルムート・ジーラーは、長年にわたってセールス&マーケティング部門のダイレクターを務めたリーデルを称賛して、「ハンス・リーデルのもと、 1993/1994年に約18,000台だった販売台数は、今年度90,000台を大幅に上回るまでに成長しました。この数字からも、いかにリーデルがセールス&マーケティング部門のダイレクターとして卓越していたのかが容易に窺い知ることが出来ます。監査役会は、自動車業界において最も長期間、セールス&マーケティング部門のトップの地位にあったハンス・リーデルを、できることならもう少しポルシェ AGに引き留めておきたいとさえ思っています。しかし、その経歴が成功に満ちていた分、心身の疲労も大きかったと推察され、あらゆる職務から引退するという彼の決断を、ポルシェは尊重しました。監査役会、役員、株主は、彼の並外れた功績に対して、心からの感謝の意を表したいと思っています」と述べています。

Dr. ヴェンデリン・ヴィーデキングは、今やポルシェのセールス&マーケティング部門の全ての部署にハンス・リーデルの考え方が行き渡っていることを強調しつつ、次のように述べています。「リーデルが入社した1994年は、ポルシェがセールスとマーケティングのプロを必要としていた時でした。彼の知識、考え、そして従業員を惹き付ける能力は、ポルシェブランドの再編に多大な貢献をしました。さらに彼は、マーケティングの成功は予算の額に左右されるのではなく、一貫したコンセプトと効率的な実行に左右されることを示したのです。私は、新しくセールス&マーケティング部門のトップに就いたクラウス・ベルニングには、偉大な前任者の仕事を引き継ぐと同時に、新しい方向性を打ち出すことも恐れないでほしいと考えています」。

リーデルの後任者となるクラウス・ベルニングは、1957年10月30日にリューデンシャイトで生まれました。1984年、アムステルダムのKPMG Management Consultantsで実務を学びながら職業訓練を積んだ後、BMW AGに入社して管理会計部門に配属されました。続いて彼は、オランダ、イタリア、そしてミュンヘンのグループ本社においてBMWの金融業務の責任者となりました。2002年から2004年までは、スペインのBMW子会社の経営を任され、2004年以降は、セールス部門のトップとして、アジア、太平洋、アフリカ、東欧諸国の責任者を務めています。

2006/7/28