Porsche

アーカイブ  2006


ポルシェRSスパイダーがアメリカン・ル・マン・シリーズ第4戦のライムロックにてクラス優勝

ポルシェAG (本社:ドイツ、シュトゥットガルト社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)のポルシェRSスパイダーにてペンスキ・モータースポーツよりアメリカン・ル・マン・シリーズへ参戦中のティモ・ベルンハルト(ドイツ)とローマン・デュマ(フランス)組がコネチカット州ライムロック(米国)にて開催された第4戦で、今シーズン2回目となるクラス優勝を果たしました。

ベルンハルト/デュマ組は、ヴァイザッハで開発されたこのスポーツプロトタイプで、計177周を走り抜き、総合優勝を果たした車両からわずか11.8秒遅れの総合2位でチェッカーフラッグを受けました。

もう1台のRSスパイダー(スターティングナンバー6)、サシャ・マーセン(ベルギー)/ルーカス・ルール(モナコ)組は総合3位、LMP2 カテゴリー2位でフィニッシュ。彼らは追い越しの際に他車に接触したためピットインを余儀なくされ、22位まで順位を下げましたが、その後、驚異的な追い上げで、表彰台と貴重な選手権ポイントを獲得しました。

ミッドオハイオで総合優勝を果たした後、ポルシェRSスパイダーは再び2.480kmのライムロック・サーキットでの予選でファンを沸かせました。ローマン・デュマがポールポジションを獲得、ルーカス・ルールが2位のタイムをマーク、これにより、2台のRSスパイダーがフロントローを初めて独占したのです。

2時間45分に及んだレースの前半は何度もトップが入れ変わり、波乱に富む熾烈な戦いとなりましたが、レースはこの2台が主導権を握る形で進みました。狭いコース幅のためクラッシュが多発、度重なるイエローフラッグのため、各ドライバーはペースを上げることができませんでした。そんな中、ローマン・デュマはRSスパイダーのポテンシャルを見事に引き出し、予選でコースレコードを更新しただけでなく、レースではさらにタイムを縮め、レース全体を通してすばらしい走りを見せクラス優勝を成し遂げました。

ポルシェのモータースポーツ部門のトップであるハルトム―ト・クリステンは、「この勝利は、LMP2タイトル獲得という目標への大きな一歩となりました。ファンの皆さんには、最後までエキサイティングなレースを楽しんでいただけと思います。フィニッシュするまですばらしいレースができたので、この結果に満足しています。」と述べ、総合優勝を僅差で逃したことについて、失望した様子は見られませんでした。

GT2カテゴリーでは、ペーターセン・モータースポーツ/ホワイト・ライトニング・レーシングからエントリーしたイェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/ パトリック・ロング(米国)組のポルシェ911GT3 RSRが優勝。2位は、ポイントリーダーのフライング・リザード・モータースポーツからエントリーしたヨハネス・ファン・オーバービーク(米国)/ウォルフ・ヘンツラー(ドイツ)組の911GT3 RSRでした。

レース結果

1. マクニッシュ/カペッロ組(イギリス/イタリア)、アウディ R8(LMP1)、177 周
2. ベルンハルト/デュマ組(ドイツ/フランス)、ポルシェ RS スパイダー(LMP2)、177 周
3. マーセン/ルール組(ベルギー/モナコ)、ポルシェ RS スパイダー(LMP2)、174 周
4. ラミ/サラザン組(ポルトガル/フランス)、アストン・マーチン(GT1)、166 周
5. フェローズ/オコネル組(カナダ/米国)、コルベット C6-R(GT1)、166 周
6. エンゲ/ターナー組(チェコ/イギリス)、アストン・マーチン(GT1)、166 周
7. ベルクマイスター/ロング組(ドイツ/米国)、ポルシェ 911 GT3 RSR(GT2)、162 周
8. ファン・オーバービーク/ヘンツラー組(米国/ドイツ)、ポルシェ 911 GT3 RSR(GT2)、161 周
9. オーバラン/ハンド組(米国/米国)、BMW M3(GT2)、160 周
10.マークス/ザイラーズ組(米国/米国)、BMW M3(GT2)、158 周

ファステストラップ:ローマン・デュマ、ポルシェ RS スパイダー、47.074 秒

アメリカン・ル・マン・シリーズの第5戦は、7月15日にユタ州ソルトレークシティのオリンピックシティで開催されます。

2006/7/5