ポルシェが自動車の設計を始めてから75年(8)フォルクスワーゲン AG:数十年に渡る最重要の開発顧客(2)
1971年、開発部門は設計・試験・デザイン事業部とともにシュトゥットガルトから北西25kmに位置するヴァイザッハに新しく建てられた開発センターへ引っ越します。このセンターにはさまざまなテストコースのほかに、風洞やクラッシュ装置、排ガステストセンター、多数のシャシーダイナモメーターなどの高価な設備が備わっており、これらは自社用開発と同様に受注開発にも使用されています。2001年、エンジニアリング グループ GmbH(PEG)がヴァイザッハを本拠地として設立され、それ以来世界中の顧客のための開発プロジェクトをすべてPEGが統括しています。ポルシェの際立った開発ネットワークのおかげで、PEGはポルシェ AGの子会社にも助力を要請することができます。すべての拠点を結ぶネットワークと顧客担当者の緊密な情報交換により、PEGはインターフェースとして機能しつつその横断的な思考によって顧客プロジェクトのスムースかつ生産的なプロセスを実現します。その際、PEGはヴァイザッハの開発センターが擁するすべての設備およびテストベンチ、開発部門の2,300名の専門スタッフのノウハウを動員することができます。
PEGには現在 500名の従業員が従事しています。スポーツカーメーカーであるポルシェに集約されたノウハウを背景に、PEGは最小のコンポーネントを開発する場合でも常に車両全体を視野に入れています。最適な総合システムとそれによって得られる顧客の満足は、これからも最も上位に掲げられた目標なのです。
2006/4/14