Porsche

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ニュー911 GT3、ジュネーブモーターショーにてワールドプレミア

3.6リッタークラスの世界最速エンジンを搭載

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)はジュネーブモーターショーにおいて、911GT3のワールドプレミアを行います。

2006年2月28日、ポルシェはジュネーブモーターショーにおいて911ターボに加えて、もう一台のニューモデルの全貌を世界で初めて一般公開いたします。

911モデルレンジの中で、GT3という名称はピュアで純粋なドライビングプレジャーの象徴です。その妥協を許さないダイナミクスにより、このモデルは日常の走行だけでなく、サーキットでも印象的な走りを見せます。最高出力305kW(415PS)を生み出すこの3.6リッター水平対向エンジンは、排気量 1リッターあたり84.7kW(115.3PS)ものパワーを生み出すパフォーマンスを備えており、公道を走る自然吸気エンジン搭載のプロダクションスポーツカーというカテゴリーでは、新世代のGT3をその頂点に君臨させる力を秘めています。

ニュー911 GT3の6気筒エンジンは7,600rpmで最高出力を発揮します。レブリミットについては、先代モデルのスペックを200rpm上回る8,400rpm に設定されています。このような高回転エンジンの採用に加え、エアフローの面で最適化を実施したこともパフォーマンスの大幅な向上に貢献しています。ニューGT3ではスロットルバルブの直径を76mmから82mmへと大径化や可変インテークシステムと背圧の小さいエグゾーストシステムの採用に加え、シリンダーヘッドによってエアフローの最適化を実現しています。

ドライバーに対しては、操作性に優れた改良型の6速トランスミッションが用意されています。このトランスミッションはその非常に短いシフトストロークが印象的で、2速から6速までのギアレシオが低く設定されていることから、さながらレース用エンジンの性能を理想的なかたちで引き出すことが可能です。

ニュー911 GT3には、新たにシフトアップディスプレイが装備されます。エンジン回転数が一定の値に到達する直前にレブカウンター上のシフトアップディスプレイが点灯し、シフトチェンジにとってのベストなタイミングがドライバーに告げられます。

エンジンとトランスミッションの調和がいかに優れているかは各種の走行データがそれを証明しています。GT3は0-100km加速のタイムが4.3秒で、静止状態から8.7秒で時速160km/hに到達します。なお最高速度については時速310km/hをマークしています。

またニュー911 GT3には、GT3として初めてアクティブシャシー、ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)が装備されます。PASM を装備したことにより、911 GT3は、1つのシステムで2種類のスポーティなシャシーを選択できるようになっています。ノーマルモードの設定は先代モデルのフィールに非常に近く、路面状況が変化するような道路を走行する場合に適しています。一方スポーツモードの場合はシステムがダンパーを固めに設定するため、サーキットで更なるダイナミズムを発揮することが可能です。

エンジンのパワーを可能な限り路面へ伝えられるよう、標準装備となる19インチスポーツタイヤや機械式のリミテッド・スリップ・ディファレンシャルなどを含めて、ニュー911 GT3にはトラクション性能に配慮した幅広い装備が備わっています。これに加え、ハイパフォーマンススポーツカーのカレラGTから受け継いだ電子制御式の新しいトラクションコントロールシステムが、いかなる走行条件下でも安全なトラクションを確保しています。このシステムはタイヤのスリップやエンジンのドラッグトルクに関するコントロール機能を備えている点を特徴としており、必要に応じてその作動を完全に解除させることも可能です。

911 GT3は、2006年5月にヨーロッパでの販売が開始される見込みです。

2006/2/24