ポルシェ ケイマンS、その名の由来主と異例の対面
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)では、ヨーロッパ各地のポルシェセンターにて2005年11月26日(土)からケイマンSが販売開始されたのに合わせて、同日よりシュトゥットガルト市ヴィルヘルマ動植物園のカイマンワニ4頭の飼育を正式に支援することになりました。ポルシェが飼育費用を負担するカイマンワニは「Marajo」「Rana」「Siri」「Kaya」の4 頭(雄1頭・雌3頭)です。期間は5年間で、支援総額は10,000ユーロとなります。
ケイマンSがこれまでにないモデルとしてデビューするのと同様に、このたびのような提携関係はヴィルヘルマ動植物園とポルシェAGにとって過去に全く例のないものです。ポルシェがこのような形で動物の飼育に携わるのは初めてのことで、ヴィルヘルマ動植物園が自動車メーカーによって飼育費用の支援を受けることも開園以来初のことです。
4頭のカイマンワニは和名で「クチビロカイマン」(学名・Caiman Latirostris)と呼ばれる種類で、ブラジルからウルグアイにかけての川や沼地を原産地とします。4頭は現在ヴィルヘルマ動植物園の「アマゾンハウス」で飼育されています。この建物には近日中に、ポルシェとの提携を来園者に知らせる表示が掲げられる予定です。
ヴィルヘルマ動植物園のDr.ディーター・ヤオッホ園長はポルシェAGとの提携証書を前に、「このクチビロカイマンは世界で最も絶滅が危惧されている動物のひとつです。ポルシェの支援によって保護できることになり、大変にうれしく思っています」と、述べました。
ポルシェがこの野生動物をヒントに、ニューモデルを「ケイマンS」と名付けたことには理由があります。カイマンワニは比較的大型の種とは異なり、しなやかさと俊敏さに優れ、素早い反応で獲物を確実に捕らえることができます。そのシャープさは最高出力217kW(295PS)の6気筒エンジンを搭載したニューモデルにふさわしいものです。そして小規模ながら機動力と柔軟性に優れ、自動車業界のゴリアテ(巨人)と対峙するダビデの役割を果たしてきたポルシェとも共通します。
しかしカイマンワニに加え、ポルシェとヴィルヘルマ動植物園をつなぐものがもうひとつあります。それはともに市民から親しみを持たれている点です。シュトゥットガルト出身の3,400人を対象に「シュトゥットガルトで最も好きな場所は?」と尋ねた調査では、ヴィルヘルマ動植物園は今年の第1位に選ばれています。
2005/11/28