ポルシェ、最高利益を再び更新
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)は、7月31日に終了した2004/2005事業年度において、会社創立以来最高の利益を上げました。
新世代スポーツカーの世界市場デビューに伴うコストの増大にもかかわらず、11月16日に開催された監査役会で確認されたポルシェグループの税引き前利益は、前年比で8.9%増加し、12億3800万ユーロになりました(前年度:11億3700万ユーロ)。また、ポルシェグループの当年度純利益(税引き後利益)は前年度の6億9000万ユーロと比べて12.9%増加し、7億7900万ユーロとなりました。
記録を塗り替えたこの経営成果は一株当たり利益にも反映されています。2004/2005事業年度の普通株の一株当たり利益は44.68ユーロとなり(前年度39.63ユーロ)、優先株の一株当たり利益は昨年度の39.69ユーロから44.74ユーロに増加しました。
2004/05事業年度の税引き前利益については、ポルシェグループだけではなく、ポルシェAGの税引き前利益も増加し、前年比で3.4%増加し、8億 7200万ユーロ(前年度:8億4300万ユーロ)となりました。ポルシェAGの純利益は昨年度の4億8800万ユーロから8.2%増加の5億2800万ユーロとなりました。
これらの成果はまた、ポルシェの株主に利益還元すべきものです。ポルシェAGでは、2006年1月27日シュトゥットガルトで開催される株主総会において、2004/05事業年度の普通株主に対して一株当たり4.94ユーロ(前年度:3.94ユーロ)の配当金を支払うよう提案する予定です。また、優先株主は5ユーロの配当(前年度:4ユーロ)を受け取ることになるでしょう。配当金総額は前年比で25.2%増加し、8700万ユーロとなります。さらに、 2004/05事業年度純利益のうち、配当金を引いた残りの1億7700万ユーロを利益剰余金として社内留保することが株主総会で決議される予定です。
2004/05事業年度のグループ売上高は6.9%増加し、65億7000万ユーロ(前年度:61億5000万ユーロ)となりました。グループの車両販売数は前年度の76,827台から15%増加し、88,379台になりました。これに最も貢献したモデルは新世代の911とボクスターですが、その一方でカイエンは相変わらずポルシェのベストセラーカーの地位を維持しています。
現在進行中の2005/06 事業年度においてもこれら3車種、すなわち911、ボクスターおよびカイエンの販売は好調に推移しています。特に、911カレラの新しい4輪駆動モデルとケイマンSがポルシェのコアビジネスにポジティブなインパクトを与えています。さらに、アジアを中心とするニューマーケットが引き続き成長を続けていることもポルシェの更なる成長を約束しています。
ポルシェのフォルクスワーゲンAGへの資本参加もまた、プレミアムスポーツカーメーカーであるポルシェの成長路線を維持する上で大きく貢献すると思われます。両グループによる共同研究、開発、購買および生産プロジェクトは双方にメリットをもたらすでしょう。これらの分野における協力は顕著なスケールメリットを生み、それはまた両パートナーの継続的なコスト削減に貢献することになると予想しています。
2005/11/21