Porsche

アーカイブ 2004


ポルシェが増配

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr. ヴェンデリン・ヴィーデキング)の、2003/04年度(7月期)における前期の連結税引き前利益が、困難な経済情勢にもかかわらず創業以来最高となる 10億8,800万ユーロに達したことを11月15日に開かれた監査役会で確定いたしました。この数字は前年度の9億3,300万ユーロに比べ、 16.6%の増加となり、連結税引き後利益も6億1,200万ユーロと、前年度の5億6,500万ユーロに比べ8.3%の増加となりました。

グループの好調と対照的に、ポルシェAG の税引き前利益は19.1%の減益となる8億4,300万ユーロにとどまり、前年の10億4,200万ユーロに及びませんでした。減益の決定的な要因のひとつはグループと子会社間の利益分配を意図的に少なくしたことにあります。さらに、前年に実施したカイエンの市場導入に向けて在庫を積み増す必要があったことも、利益を圧縮するもうひとつの要因となりました。ポルシェAG の税引後利益は4億8,800万ユーロで、前年の6億6,600万ユーロに比べ26.1%減少しています。

2005年1月28日にシュトゥットガルトで開かれる株主総会でポルシェAGは2003/04年度配当金として、普通株1株あたり3.94ユーロ、優先株については同4.00ユーロの支払いを提案します。配当金支払い総額は6,950万ユーロ、前年の5,900万ユーロに比べ17.8%の増加となります。ちなみに2002/03年度の配当は普通株が1株あたり3.34ユーロ、優先株は同3.40ユーロでした。残額1億7,450万ユーロは繰越利益として処分予定です。

カイエンの好調に支えられて、ポルシェAGは2003/04年度に業績を大きく伸ばすことができました。グループの販売台数は前年比15%増の7万 6,827台、売上高は13.9%増の63億6,000万ユーロでした。2004/05年度における見通しも良好です。カイエンに加え、年末までに911 とボクスターの新世代モデルが順次導入されポルシェのスポーツカービジネスに新たなはずみを与える見通しで、一段と魅力を増した製品プログラムを背景に今期もさらなる成長が期待されます。

2004/11/24