Porsche - プレスリリースを読む

プレスリリースを読む

最新のプレスリリース


2015年シーズン、さらなる飛躍を目指すポルシェ日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、12月13日に行われたポルシェ モータースポーツのパーティーである「ナイト・オブ・チャンピオンズ」において、ワークスチームおよびカスタマーレーシング活動の継続を明言いたしました。「私達はアクセルを踏み続け、さらにシフトアップします。モータースポーツは、ポルシェ ブランドに深く根付いているばかりでなく、私達にとって目的以上のものです。世界中のサーキットで、公道でスポーツカーを駆るお客様に関係するテクノロジーをテストし、開発しているのです」と、ポルシェの研究開発担当役員であるヴォルフガング・ハッツがスピーチの中で強調しました。さらにマティアス・ミューラー社長も、「モータースポーツは、当社にとって魂であり理念です。市販スポーツカーにとって最高かつ最も革新的なテクノロジーは、モータースポーツから直接フィードバックされます」とコメントしています。

進化する2015年ポルシェ919ハイブリッド

ポルシェは、2015年シーズンも2台のポルシェ919ハイブリッドでスポーツカー世界耐久選手権(WEC)にフル参戦します。新たに用意される3台目の919ハイブリッドでは、現役F1ドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグ(27歳)を含むドライバー達がル・マン24時間レースへエントリーいたします。2015年仕様の919ハイブリッドは、2014年モデルから明確に進化したものとなります。サンパウロで開催されたシーズン最終戦で優勝した車両の2015年モデルは、ほぼすべてのディテールが最適化され、より高いレベルで各サーキットの異なる特質に適合できるようになります。

スポーツカー世界耐久選手権(WEC)に2台のワークス911 RSRが参戦

LMP1クラスへの参戦に加え、ポルシェは同選手権に2台の911 RSRを投入します。現在の計画では、ポルシェのワークスドライバーであるミカエル・クリステンセン(24歳)およびリヒャルト・リーツ(30歳)、さらにパトリック・ピレ(33歳)およびフレデリック・マコヴィエッキ(34歳)が乗り込みます。「ただし、3台目のLMP1レーサーに乗る最終的なドライバーの組み合わせは、現在のGTドライバーの中からで誰が浮上してくるかによって決まります」とハッツが語っています。

スーパーカップのチャンピオン、アール・バンバーがポルシェワークスドライバーとして契約

来シーズンからニュージーランド出身のアール・バンバー(24歳)がポルシェモータースポーツのワークスGTチームに加わり、チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップで911 RSRをドライブします。ポルシェモータースポーツのインターナショナルブランドトロフィーシリーズにおける最高の才能を有するドライバーとして、インターナショナルカップスカラーシップを獲得したバンバーは、2014年シーズンに200,000ユーロの支援を受けました。このニュージーランド人ドライバーは、2014年ポルシェカレラカップアジアにおいて前年度のタイトルを見事に防衛しました。チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップの最終戦では、負傷したワークスドライバーのリヒャルト・リーツに代わって参戦、初めて911 RSRでのレースを経験しました。

ポルシェがチュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップのタイトル防衛を狙う

ポルシェは、2年目のシーズンを迎える米国で最も権威のあるスポーツカーチャンピオンシップにワークス体制で挑みます。チームポルシェノースアメリカは、2台の911 RSRを投入します。シーズン開幕戦であるデイトナ24時間レースでは、フレデリック・マコヴィエッキおよびイェルク・ベルクマイスター(38歳)のベテランドライバーにアール・バンバーが加わります。もう1台の911 RSRは、ニック・タンディ(30歳)、パトリック・ピレおよびLMP1常連のマルク・リーブ(34歳)がドライブします。

2015年のポルシェジュニアにスヴェン・ミューラーおよびコナー・デ・フィリッピが選ばれる

ポルシェは、2015年シーズンも若手養成プログラムを継続します。ドイツのスヴェン・ミューラー(22歳)および米国のコナー・デ・フィリッピ(21歳)がポルシェ・モービル1・スーパーカップ参戦費用として200,000ユーロの支援を受けます。世界各国でポルシェが行うワンメークシリーズにおける最も才能に恵まれたドライバーとして、イタリア人のマッテオ・カイローリ(18歳)もアール・バンバーの後継として選出され、来シーズンのスーパーカップに参戦します。これまで同様、元ワークスドライバーのサシャ・マーセンがサーキット内外で若きドライバー達を指導します。

ジャープ・ヴァン・ラーゲンがポルシェカップで優勝

ポルシェカップ史上2人目となるオランダ人が最優秀ポルシェプライベートドライバー賞を受賞しました。1人目であるジィズ・ヴァン・レネップのポルシェカップ初受賞は、1970年に遡ります。今日、ジャープ・ヴァン・ラーゲンはポルシェAGのDr.ヴォルフガング・ポルシェ監査役会会長からこの貴重なカップを受け取りました。今シーズン5,010ポイントを獲得したヴァン・ラーゲン(37歳)は、120,000ユーロを超えるポルシェ911カレラSの新車も授与されました。また2位のマッテオ・ベレッタ(20歳、イタリア)は30,000ユーロ、また3位のクリスティアン・リード(35歳、ドイツ)は25,000ユーロの賞金を獲得しています。

23歳でレースを始めたジャープ・ヴァン・ラーゲンは、ADAC GTマスターズ、ブランパンスプリントシリーズおよびVLN(ニュルブルクリンク・ロングディスタンス選手権)の3つのシリーズでポルシェのレーシングカーを駆りポイントを獲得しました。ここ数年、ヴァン・ラーゲンはポルシェのワンメークレースシリーズで注目を集めていました。彼は、ポルシェ・モービル1・スーパーカップでは、2010年シーズンに総合4位の成績を収めています。

2014/12/15