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6人のワークスドライバーによる919ハイブリッドの包括的なテストプログラムを実施日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のLMP1チームは、12月9日から11日までの3日間にスペイン北部のアラゴンにて919ハイブリッドのテストを行いました。このテストで現役F1ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)は自身にとって初となる2014年型のル・マン プロトタイプのドライブと夜間走行を体験しました。今シーズン、LMP1に参戦したティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)に加えて、GTチームのワークスドライバーであるミカエル・クリステンセン(デンマーク)、フレデリック・マコヴィエッキ(フランス)、ニック・タンディ(イギリス)もテストに参加しています。6人のワークスドライバーはこの3日間で全長5.345kmのサーキットで合計2,731kmを走破いたしました。

LMP1チーム監督のアンドレア・ザイドルはテストについて「時折強風に見舞われましたが、アラゴンのコンディションは良好でした。出来るだけ早いタイミングでニコに919ハイブリッドを運転させるのは非常に重要です。彼は素早くクルマに馴染み、我々の期待が間違っていなかったことを証明してくれました。チーム、そしてポルシェにも溶け込んでいたようです。今回テストに参加したGTドライバーたちが919ハイブリッドをドライブするのは2度目のことで、彼らが素晴らしい仕事をしてくれたことに疑いの余地はありません。新しいプロトタイプのデビューシーズンの最後に良いテストが出来ました。我々はすでに2015年シーズンにフォーカスしています」と語りました。

ニコ・ヒュルケンベルグの加入、そして3台目となる919ハイブリッドの投入により2015年のル・マン24時間レースにおけるポルシェワークスチームはさらに強力になります。27歳のヒュルケンベルグは3日間のテストで昼夜に155周を走りました。「短い時間に多くの新しい体験をした今、私は100%ポジティブです。919ハイブリッドのドライブは素晴らしい経験でした。特に印象的だったのは高速コーナーでの強大なダウンフォースと低速コーナー脱出時のハイブリッドパワーによる加速です。シミュレーターで行ってきたテストも大いに役立ち、ナイトセッションのドライブも楽しめました。今後のテスト、そしてもちろんル・マンも楽しみにしています」とテスト後にコメントしています。

2014/12/15