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911 GT3 RがスーパーGTに参戦ポルシェAG（本社：ドイツ、シュトゥットガルト 社長：マティアス・ミューラー）が世界各国のカスタマーレーシングチームに向けて販売するモータースポーツ専用車両、911 GT3 Rは2011年のスーパーGT選手権 GT300クラスへTEAM ART TASTE(チーム アートテイスト、#15、代表:小川文民)およびHANKOOK KTR(ハンコックKTR、#33、代表: 武田敏明) 、DIRECTION RACING(ディレクションレーシング、#4*暫定、代表:水谷晃)よりエントリーいたします。
FIAのGT3レギュレーションに準拠する911 GT3 Rは、ヴァイザッハのポルシェ研究開発センターを拠点とするポルシェのモータースポーツ部門が開発/生産を行う車両です。デビューイヤーとなった2010年には、わずか20台のみが生産され、そのうちヨーロッパ以外に唯一デリバリーされた車両がスーパーGTでデビューを果たしました。911 GT3 Rはシーズン後半からの参戦にも関わらず第8戦では予選2位、特別戦のJAFグランプリにおいても予選4位を獲得するなど、そのポテンシャルを実証しています。ヨーロッパにおいてもニュルブルクリンク・ロングディスタンスチャンピオンシップで3連勝を飾るなど、デビューシーズンにも関わらず目覚しい活躍を見せました。
今年から新たにスーパーGTへ参戦するチーム アートテイストのドライバーを務める清水康弘は、カレラカップジャパンにおいて2年連続(2009年、2010年)でシリーズチャンピオンを獲得しています。スーパー耐久のST1クラスにおいても911 GT3 をドライブし、2010年シーズン最終戦で優勝を果たすなどの輝かしい実績を積んできた清水は、自身のモータースポーツキャリアで慣れ親しんできたポルシェの最新レーシングマシンである2011年型の911 GT3 Rで、スーパーGTにデビューいたします。
ポルシェ ジャパンとポルシェ モータースポーツは、チーム アートテイストからの要請を受け、ポルシェ ファクトリードライバーを派遣する予定です。
ハンコックKTRは、長きに渡りポルシェでスーパーGT選手権にエントリーしているチームで、2009年シーズンには3戦出場したうち2戦で優勝を果たすなど確固たる実績を残しています。2007年から昨年までの4シーズンをGT2カテゴリーに属する911GT3 RSRで戦ってきましたが、今シーズンよりマシンを911 GT3 Rにスイッチして新たなシーズンに臨みます。ドライバーには1998年に全日本GT選手権シリーズチャンピオン獲得するなど現役ドライバー中、トップクラスの戦績を誇る影山正美と、2009年にGT300でタイトル争いを繰り広げ、昨年も2レースにおいてハンコックKTRのステアリングを握った藤井誠暢がコンビを組む予定です。
ディレクションレーシングは、これまでもカレラカップ ジャパンやマカオGPなど国内外のレースに参戦してきましたが、チーム アートテイストと同じくスーパーGTへは初参戦となります。ドライバーは、2007年ドイツF3、2008年全日本F3シリーズチャンピオンのカルロ・ヴァン・ダムとカレラカップ ジャパン(PCCJ)2008のクラスBシリーズチャンピオンであり昨年のスーパーGT GT300クラスでシリーズ4位を獲得した濱口弘を起用します。
#15
エントラント：TEAM ART TASTE
代表：小川文民
チーム監督：小川文民
ドライバー：清水康弘 (JPN)
ドライバー：TBA
マシン：
タイヤ：ハンコック
メンテナンスガレージ：アートテイスト株式会社（神奈川県足柄上郡中井町）
エンジンメンテナンス：コックス株式会社
#33
エントラント：HANKOOK KTR
代表：武田敏明
チーム監督： 鈴木恵一
ドライバー：影山正美 (JPN)
ドライバー：藤井誠暢 (JPN)
マシン：
タイヤ：ハンコック
メンテナンスガレージ：KTR（静岡県駿東郡小山町）
エンジンメンテナンス：コックス株式会社
#4(暫定)
エントラント：DIRECTION RACING
代表：水谷晃
チーム監督： 水谷晃
ドライバー：カルロ・ヴァン・ダム (NLD)
ドライバー：濱口弘 (JPN)
マシン：
タイヤ：ヨコハマ
メンテナンスガレージ：ムーンクラフト株式会社 (静岡県御殿場市板妻）
2011/2/10