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グラスルーフとテールゲートを備えたニューポルシェ911タルガ受注開始ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)では、ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)とダブルクラッチ式のトランスミッション「ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)」に加えて、新しい電子制御方式の 4WD システムを搭載した911タルガ4、911タルガ4Sの受注を本日より日本全国のポルシェ正規販売店において開始します。

ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)を備える2種類の新型パワーユニットは、ニューモデルのパフォーマンスと燃費を同時に向上させられます。また、これまでオートマチックトランスミッションとして知られてきたティプトロニックSに代わり、素早い変速を可能にするデュアルクラッチ式のトランスミッション「ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)」が搭載されます。さらに従来の4WDシステムに代えて、電子制御式のポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)が採用されます。

新世代の911モデルレンジに加わる最新モデルには、911タルガ4と911タルガ4Sの2種類がラインナップされます。911タルガ4に搭載される3.6リッターの水平対向6気筒エンジンは最高出力345PS(254kW)を発生し、284km/hの最高速度をマークさせます。一方、911タルガ4Sのパワーユニットは排気量が3.8リッターで、385PS(283kW)の最高出力を発生し、最高速は297km/hに達します。

911タルガの外観的特徴として挙げられるのは、これまでと同様、1.54平方メートルの面積を誇るガラスルーフです。この2分割構造のルーフは、前半部がエレガントなスライディングルーフ、後半部が実用的なテールゲートになっています。ルーフは約7秒で完全にテールゲートの下へ収納され、フルオープンの状態では乗員の頭上に0.45平方メートルのオープンスペースが出現します。スライディングルーフに標準装備されるサンシェードは先代モデルよりもプライバシーの保護に配慮し、完全に閉じた場合にはスライディングルーフ全体を覆うことができます。このサンシェードは電動式で、開閉操作はルーフの開閉と独立して行われます。ガラスルーフとテールゲートには太陽光線を和らげる特殊なガラスを採用し、強烈な日差しの下でも乗員を紫外線と熱から守ります。

ニュー911カレラの投入を機に、ポルシェはダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)をスポーツカーモデルにも採用しています。モデルや装備の内容によって異なるものの、DFIは、出力を最大8.5%向上させられる一方、燃料消費量を11.2%抑えるとともに、CO2排出量を13.6%も低減します。

トランスミッションには、7段のギアを備える「ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)」が用意されます。PDKは従来の「ティプトロニックS」に代わるもので、あらゆる条件下で比類のない迅速な変速を実現するとともに、優れた燃費性能も発揮します。

この傑出したトランスミッションを搭載するニュー911タルガシリーズは、ダイナミックなドライビングプレジャーの面でこれ以上望めないほどの完成度に達しています。0-100km/h加速のタイムは、911タルガ4で5.0秒、よりパワフルな911タルガ4Sでは4.7秒となっています。技術的な改良は4WDシステムにも及んでいます。ニュー911タルガでは、従来のビスカスカップリング方式のマルチプレートクラッチを備えた4WDシステムに代えて、電子制御式のポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)が採用されています。この高度なシステムは、リアエンジン、リアドライブがもたらす911ならではのドライビングプレジャーはそのままに、走行安定性、トラクション、俊敏性の水準を大幅に引き上げます。いつでも最高の走りを実現できるよう、PTMは運転状況に応じてエンジンのパワーとトラクションを、電子制御式のマルチプレートクラッチを介してフロントホイールへ適切に配分します。さらにニュー911カレラ4モデルと同じく、機械式のリミテッド・スリップ・ディファレンシャルが標準装備され、ドライビングダイナミクスをいっそう高めています。なお、今回価格発表のこれらのモデルには、クラリオン製カーナビゲーションシステムが標準装備されます。

車種 / トランスミッション / ハンドル / 車両本体価格(消費税込み)
911タルガ4: 7速PDK 左/右 ¥14,660,000
911タルガ4S: 7速PDK 左/右 ¥16,810,000

2008/7/28