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ポルシェがカイエンクーペを発表SUVレンジに追加された新しいボディバージョン

ポルシェAGは、カイエンモデルレンジを拡張します。大きな成功を収めたSUVの第3世代に、さらにスポーティなボディバリエーションとしてカイエンクーペが加わります。「クーペバージョンは、最新世代のカイエンに搭載された技術的ハイライトが組み込まれているだけでなく、ダイナミックなデザインと新しい技術ディテールによる独自性も備えます」と、ポルシェAG取締役会会長のオリバー・ブルーメは述べています。ニューカイエンクーペのハイライトには、特徴的なリアセクションのシャープなライン、アダプティブリアスポイラー、個別のリアシート、そして2種類のルーフコンセプト(標準装備の固定式パノラマガラスルーフとオプションのカーボンルーフ)が含まれます。

比類のないエレガンスを生み出す急勾配のルーフライン
さらにダイナミックなプロポーションとカスタムデザインのエレメントが、ニューカイエンクーペに比類のないエレガンスを与えます。「後方に傾斜する急勾配のルーフラインによっていっそうダイナミックに見えるカイエンクーペは、セグメントで最もスポーティな外見を備えたモデルとして位置付けられます」と、ポルシェチーフデザイナーのミヒャエル・マウアーは述べています。クーペの特徴的なシルエットを引き立てる固定式ルーフスポイラーによってこの効果が強調されています。カイエンよりも低いフロントウインドウとAピラーは、約20mm下がったルーフエッジに呼応します。再設計されたリアドアとフェンダーによってリアトレッドが18mmワイドになり、全体的に力強い印象が増しています。ナンバープレートはバンパーに統合され、車両はより地面に近づいて見えます。

アダプティブルーフスポイラーを装備した最新のカイエンターボは、このタイプのアクティブエアロダイナミクスを備えた最初のSUVとなりました。これを踏襲したカイエンクーペは、その機能をさらに前進させています。つまり、クーペモデルでは、ポルシェアクティブエアロダイナミクス(PAA)のパーツとして、固定式ルーフスポイラーと新しいアダプティブリアスポイラーが組み合わされています。クーペモデルのシルエットとシームレスに一体化するスポイラーは、90km/hを超えると135mmまで展開してリアアクスルへの接地圧を高め、同時にPAAが空力効率を改善します。

標準装備の固定式パノラマガラスルーフとオプションのカーボンルーフ
ニューカイエンクーペには、2.16m2の固定式パノラマガラスルーフが標準装備されます。0.92m2のガラス張りのエリアは、全ての乗員にかつてないほどの広々とした感覚を与え、統合されたローラーブラインドが直射日光や寒さを防ぎます。オプションのカーボンルーフは911 GT3 RSと同じく中央に窪みを持つ形状で、カイエンクーペにスポーツカーらしい印象を与えます。カーボンルーフは3タイプのライトウェイトスポーツパッケージの1つとして選択することができます。これらのパッケージには、新しい軽量22インチGTデザインホイール、クラシックな千鳥格子柄(ペピータ パターン)のファブリックシートセンターセクション、インテリアのカーボンファイバーおよびアルカンターラアクセントによるスポーツデザインパッケージも用意されています。カイエンターボクーペパッケージにはスポーツエグゾーストシステムも含まれます。

4席のスポーツシートによるロードでの快適性
ニューカイエンクーペは、大人4名のための広々としたスペースを備えます。フロントでは、インテグレーテッドヘッドレストと8-way電動調節を備えた新しいスポーツシートが抜群の快適性と横方向の最適なサポートを提供します。リアには特徴的な個別のベンチシートが標準装備されます。またカイエンではおなじみのコンフォートリアシートを追加料金なしで注文することもできます。このモデルの低く構えたスポーティなシルエットにもかかわらず、カイエンよりも30mm低く設定されたリアシートによって、後席乗員の頭上にも十分なスペースが確保されています。ラゲッジコンパートメントの容量は、日常の使用に理想的な625リッターです。さらに、リアシートを折りたたむと1,540リッター(カイエン ターボ クーペ:600リッターから1,510リッター)まで拡張されます。

340PSおよび550PSのターボエンジンを搭載
ニューカイエンクーペは、非常にダイナミックな曲線と独特のデザインエレメントによってカイエンモデルとは一線を画しています。同時に、パワフルなドライブシステム、革新的なシャシーシステム、デジタル化されたディスプレイと操作コンセプト、そして広範なコネクティビティを備え、第3世代のあらゆる技術ハイライトからのメリットを受けています。

カイエンクーペのデビュー時には2種類の高性能エンジンが搭載されます。3リッター6気筒ターボエンジンは最高出力250kW(340PS)と最大トルク450N・mを発生し、標準装備されるスポーツクロノパッケージによって、0-100km/h加速タイムは6秒、最高速度は243km/hです。オプションのライトウェイトスポーツパッケージを装備すると0-100km/h加速タイムが5.9秒に短縮されます。トップエンドモデルのカイエンターボクーペは、4リッターV8ツインターボエンジンが最高出力404kW(550PS)と最大トルク770N・mを発生します。静止状態からわずか3.9秒で100km/hまで加速し、最高速度は286km/hに達します。


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2019/3/20