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ポルシェがテュービンゲンのヘッセ・ハウスのメインスポンサーにポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、「バーデン・ヴュルテンベルク州の60周年」を記念してテュービンゲンに新しく開設されるヘッセ・ハウスのメインスポンサーになりました。

ポルシェはヘルマン・ヘッセを讃える文学館を設立するにあたり、総額10万ユーロを投じて支援する機会を得ました。この文学館において、ポルシェはヘッセがまだ創作を始めたばかりの若い頃に暮らしていた部屋を当時のままの姿で再現することに助力しています。

ポルシェAG財務担当取締役副社長のルッツ・メシュケは、テュービンゲンにおける契約書への正式な署名の際に、次のように述べています。「これは、たとえばカフカ・ライブラリーのプラハへの返還や、マールバッハの文学アーカイブへの支援といった2つの事例が示すように、ポルシェが今まで支援してきた数多くの文化事業と同じ役割を担います。一企業としてポルシェは、この分野においても社会的責任を果たすことを切に願っています。」

「私達はヘッセを、彼が文学者となったスタート地点へと原点回帰させようとしているのです。」とボリス・パルマー・テュービンゲン市長は話します。「新しい文学館の設立によって、文学と科学の中心地としての大学都市テュービンゲンの重要性が活性化されることになります。」と市長は喜んでいます。「新しいヘッセ・ハウスは文化教育を奨励し、特に子供や若者の役に立ちます。」と彼は続けます。パルマー市長は、この施設が地域を遥かに超えた影響力を生み出すことに期待を寄せています。

文学館に使用されるテュービンゲン旧市街の500年を経る旧家は、長年にわたりヘルマン・ヘッセの経歴に深く関わりました。1895年から1898年までの間、ヘッセはここで書店員として働き、また彼はこの間に初めて詩と散文を発表しています。部屋は当時のままの姿で保存されています。ヘッセ・ハウスには、展示に加えて小さな読書イベントや講演を行うスペースも設けられます。

2012/6/14